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介護施設栄養士

こんにちは!
つつじガーデン白根の佐藤です。

いつの間にか、セミの声がコオロギの声に変わり、季節はどんどんと秋に近づいてきました。
「実りの秋」ともいわれ、夏の日差しを受け栄養をたっぷり含んだおいしい旬の食材が食卓に並び、つい食べ過ぎてしまう方も多いのではないでしょうか?
日光を浴びると、私たちの脳は『セロトニン』と呼ばれる物質を分泌します。
セロトニンは別名『幸せホルモン』とも呼ばれ、“精神を安定させる働き”“食欲を抑える働き”の二つの働きを持っています。
夏と比べて日照時間の短くなる秋にはセロトニンの分泌量が減少するので、食欲を抑える働きも弱くなり、食欲が増してしまうと考えられます。

~セロトニンの分泌を促す4つの方法~

①からだを動かす
一定のリズムでの運動は、分泌を促します。
ウォーキングやジョギングなども効果がありますが、日常生活でリズミカルに掃除機・モップがけを行うこともおすすめです!

②トリプトファンを摂取する
必須アミノ酸の一つである『トリプトファン』は、セロトニンをつくりだすための原料になります。トリプトファンはチーズやバナナ、マグロなどに多く含まれています。

③夜はよく眠り、朝は太陽の光を浴びる
良質な睡眠は、セロトニンの分泌を促します。また、朝起きた後に太陽に光を浴びることで体内時計がリセットされ、不規則な睡眠によって減少しがちなセロトニンの分泌が正常に戻るといわれています。

④気分転換&リラックス
ラベンダーやカモミールの香りはセロトニンの分泌によいとされています。よい香りでリラックスし、気分転換しましょう!

~食べ過ぎを防ぐための食事・調理のポイント~

◎食べる順番に配慮する
きのこや海藻などカロリーが低く、食物繊維を豊富に含む食べ物を最初に食べると、血糖値の上昇が抑えられます。きのこや海藻類の後に、たんぱく質を多く含む主菜(肉や魚)、
次に炭水化物の多い主食(ご飯)を食べるようにしましょう。

◎かむ回数を増やす
食事をよくかんで時間をかけて食べることで満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防ぐことができます。また、食材を大きく切る、食感を残すように固めに調理することで自然とかむ回数がアップします。

ぜひ試してみてください!!!
次回の栄養士ブログをお楽しみに!

2023.08.18

石山の夏

介護施設栄養士
おやつレク, 施設レク

皆様こんにちは。つつじガーデン石山の田中です。 
今回ブログを担当させていただきます。よろしくお願いします.

じめじめとした梅雨が明け本格的に夏になりました。
石山では梅雨明けと同時に七夕レクを行いました。

短冊に書いた願いが叶う日まで待ち遠しいですね。

また、暑さに負けないように冷たいものを食べて元気を出していただきたいと思い
アイスレクを行いました!!

皆様大喜びですべてたべていただきました!
冷たいものを食べる以外にもカリウムが豊富に含まれている
夏野菜を食べる事で体温調節の手助けが期待できますよ!
夏バテの時期、食べてみてはいかがでしょうか?

まだまだ暑い時期が続きますが乗り越えていきましょう!

介護施設栄養士
つつじガーデン小千谷, 栄養士だより

 
皆さんこんにちは!

6月のブログ担当します つつじガーデン小千谷の小林です。

 

みなさん「食育」という言葉は聞いたことがありますか?

 

農林水産省では、食育とは「生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるもの」と定義されています。

また、文部科学省では「子どもたちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けること」と定義されています。

つまり、食育とは「様々な経験を通じて、食に関する知識と、バランスの良い食を選択する力を身に付け、

健全な食生活を実践できる力を育むこと」です。

 

食育と聞くと、「子供に芋ほりを体験させる」や「食品工場を見学する」など実体験をすることを連想する方も
いらっしゃると思いますがそれだけではないんです!

 

今回は、食育の活動のひとつである「食育ピクトグラム」についてご紹介したいと思います。

 

食育ピクトグラムとは、食育についてみなさんにわかりやすく発信していただくため、絵文字で表現した
食育ピクトグラム及び食育マークを農林水産省が作成しました。

 

これを作成した目的は、食育の取組を子どもから大人まで誰にでもわかりやすく発信するため、
表現を単純化した絵文字であるピ クトグラム等を作成し、多くの人に使用していただくことを目的としています。

 

こちらが「食育ピクトグラム」です

食育を12の取組に分類し、子供から大人まで誰にでもわかりやすく知ってもらうため表現を単純化した絵文字を使用しています。

 

※出典:農林水産省WEBサイト「食育ピクトグラム及び食育マークのご案内」

https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/pictgram/

 

1つずつご紹介します。

1.みんなで楽しく食べよう

家族や仲間と、会話を楽しみながら食べる食事で、心も体も元気にしましょう。 

 
 
 
 

2.朝ご飯を食べよう

朝食を食べて生活リズムを整え、健康的な生活習慣につなげましょう。  

 
 
 
 

3.バランスよく食べよう

主食・主菜・副菜を組み合わせた食事で、バランスの良い食生活につなげましょう。
また、減塩や野菜・果物摂取にも努めましょう。 

  
 
 

4.太りすぎない、やせすぎない

適正体重の維持や減塩に努めて、生活習慣病を予防しましょう。 

 
  
 
 

5.よくかんで食べよう

口腔機能が十分に発達し維持されることが重要ですので、よくかんでおいしく安全に食べましょう。  

  
 
 
 

6.手を洗おう

食品の安全性等について基礎的な知識をもち、自ら判断し、行動する力を養いましょう。 

  
 
 
 

7.災害に備えよう

いつ起こるかもしれない災害を意識し、非常時のための食料品を備蓄しておきましょう。

  
 
 
 

8.食べ残しをなくそう

SDGs*の目標である持続可能な社会を達成するため、環境に配慮した農林水産物・食品を購入したり、食品ロスの削減を進めたりしましょう。

 *SDGs(平成27(2015)年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」における持続可能な開発目標)

  

9.産地を応援しよう

地域でとれた農林水産物や被災地食品等を消費することで、食を支える農林水産物や地域経済の活性化、環境負荷の低減につなげましょう。
  
 
 

10.食・農の体験をしよう

農林漁業を体験して、食や農林水産業への理解を深めましょう。 

  
 
  
 

11.和食文化を伝えよう

地域の郷土料理や伝統料理等の食文化を大切にして、次の時代への継承を図りましょう。 

  
 
 
 

12.食育を推進しよう

生涯にわたって心も身体も健康で、質の高い生活を送るために「食」について考え、食育の取り組みを推進しましょう。

 
 
 
 

こちらは「食育マーク」になります。

食育ピクトグラムを広く普及・啓発するため 「12 食育を推進しよう」を活用し食育マーク も作成されました。
このマークを見かけた時には、自らの食習慣、 食育について考えてみましょう。
 

みなさんはこの12の取組をご覧になってどう思いますか?

難しいと思いますか?または、自分にもできると思いますか?

まずは皆さんに知ってもらうことが大事です。

 

 

もし、今回のブログをご覧になって食育に興味が出てきましたらぜひ皆さんも調べてみてください(*’▽’)