皆さんこんにちは!
今月の栄養士ブログは、つつじガーデン坂井の管理栄養士平原が担当します。
4月から新生活を始める方も多いのではないでしょうか?
新生活は疲労でクタクタ、お惣菜やコンビニ商品にお世話になる方も多いと思います。
そんな時に気にしてほしい「栄養成分表示」についてお話します!
スーパーで売られているハムや豆腐など、パッケージに記載されている
栄養成分表示を気にして見たことがある方はいらっしゃいますか?
包装容器に入れられた加工食品及び添加物には
栄養成分表示が義務付けられているのです。
★義務付けられている成分は以下の通りです。
・熱量(エネルギー)
・たんぱく質
・脂質
・炭水化物
・ナトリウム=食塩相当量
これはある商品の栄養成分の1例です。
表の①②③④に注目してみましょう!
①栄養成分表示には、「〇g(〇枚、〇個)当たり」という記載が必ずあります。
ここをよく見ないと、栄養成分の正しい量を知ることができません。
ペットボトル飲料のほとんどの商品では、100ml当たりで表示されています。
つまり500mlのペットボトルを1本飲むと、栄養成分表示に記載されている5倍、
熱量などを摂取していることになるのです。
②栄養成分表示を見る時、1番気にしている部分ではないでしょうか?
おおよそ1食のエネルギー必要量は、男性で約700~800kcal、女性で約500~600kcalです。
お惣菜を購入する際は、その商品が何kcalか参考にしてみてください。
コンビニやスーパーでおやつを買う際、約200kcal/日を目安に選んでみましょう!
③コンビニでの食事はおにぎりやパンなど、単品で済ませがちになってしまいます。
すると、炭水化物や脂質に偏ってしまい、たんぱく質が不足してしまいます。
肉、魚、卵、乳製品をプラスし、たんぱく質も忘れずに取るようにしましょう。
④既製品を購入すると、思っているよりも食塩が多く含まれていることが分かります。
1日の目標量は、7~8gです。
少し難しい値ではありますが、おみそ汁を控えたり、
麺類を購入した時、スープは残したりするなどの工夫で
無理なく控えることから始めましょう。
既製品を購入する時、パッケージの栄養成分表示をちょっぴり、
気にしてみてはいかがでしょうか?
次回の栄養士ブログもお楽しみに♪
皆様こんにちは 🙂
つつじガーデン宮内 栄養士の嶋田です 🙂
スーパーに春の野菜や果物が並んできて、雪国の長い冬が終わったなーと感じて心が明るくなりますね。
今回は、私の大好きなキャベツについてです 🙂
【キャベツの旬は3回】
キャベツは、11月~2月が旬の「冬キャベツ」、3月~5月が旬の「春キャベツ」、7月~10月に高原など涼しい地域で作られる「夏秋キャベツ」に分類されます。
もともとキャベツは冷涼な気候(15~20℃)を好み、夏場の栽培が難しい野菜でしたが、品種改良や産地もリレー式にすることで、一年中新鮮なものを食べることが可能になりました。
【栄養価はしっかりとあります】
キャベツは水分量の多さや、葉の色が薄いため、栄養価が無さそうと思われがちですがたくさんの栄養価が含まれています。
・ビタミンU…胃酸の分泌を調整したり、胃の粘膜を修復します。
・ビタミンC…老化の原因を取り除いてくれ、免疫力を上げます。
・食物繊維…腸内環境を整え、便秘などの症状を改善するとされています。
・葉酸…代謝に関わっているので体の発育にも大切。
・カリウム…体の余分なナトリウムや水分を排出する作用があります。
【栄養を効率よく食べる方法】
効率よく食べる方法は生で食べることです。ビタミンCやカリウムは水に溶けだしやすく、特に食材の断面から損失します。
切ってから洗うよりも、洗ってから切ると栄養の損失を抑えることが出来ます。
茹でる場合は水に溶け出した栄養素をゆで汁ごと食べられるスープなどがおすすめです。
【おすすめ料理】
簡単に作れ、誰もが知っている料理ですが、旬の食材の良さを引き出す料理を紹介します。
~春キャベツのコンソメスープ~
<材料>
春キャベツ 2枚
水 400cc
コンソメ 1個
塩・こしょう 少々
①キャベツを洗います。
②鍋に水、コンソメ、塩、こしょうを入れ沸騰させます。
③キャベツをちぎりながら鍋に入れます。
④キャベツがお好みの軟らかさになったら火を止め、盛り付けて出来上がり。
次回もお楽しみに!