新着情報

調剤薬局栄養士
栄養士コラム, 栄養士のつぶやき

こんにちは! 😀 

 

新潟県新潟市中央区にあるあおば薬局女池店で勤務している管理栄養士 土田が担当させていただきます。

近年、SDGsとその達成のための取り組みが注目を集めていますよね!

テレビなどでも取り上げられていることが多いので聞いたことがあると思います 💡 

SDGsとは世界の人々がこの地球で暮らして続けていくために、2030年までに達成すべき目標のことです。

 

食品ロスの削減SDGsのひとつです!

これは、食べ残り、売れ残り、期限が近い…といった理由でまだ食べられる食品が大量に捨てられる問題です。

日本は1人当たり1日130g(=茶碗約1杯分)の食品ロスが生まれていると言われています。

SDGsの目標では、

『2030年までにお店や消費者のところで捨てられる食料(1人当たりの量)を半分に減らす』を掲げています!

 

では、①なぜ食品ロスが減らないのか?②おうちでも食品ロスを減らす工夫はあるのか?

この2つについてみていきます 😯 

①なぜ食品ロスが減らないのか?

食べ残しをしない、食品を捨てないことは大切ですが、私たちの手元に食品が届くまでにどれだけのロスが発生しているか知ることも大切なことです。

 

例えば、コンビニで売られているサンドイッチ

開けてみると、食パンやレタスの葉、トマトの輪切りなど本当にいい部分しか使われていませんよね 🙄 

また、スーパーなどで売られている野菜ではにんじんやきゅうり、トマトなど・・・まっすぐで形のきれいなものが多いと思います。

 

野菜や果物はすべての食べ物の中でも捨てられる割合が高く、りんごに例えると1年間に3.7兆個に相当するそうです…!

 

お魚は漁業で網にかかっても全体の8%がひどく傷ついていたり死にかけているため市場には出さないそうです。これは30億匹のサーモンに相当します 😯 

これらのことから、収穫されてお店に並ぶまでに多くのロスが発生していることが分かります!

 

そして、私たちの手元に届いてからの家庭食品ロスも全体の約半分を占めています。

 

②おうちでも食品ロスを減らす工夫はあるのか?

 💡 作りすぎない!買いすぎない!もったいないを意識! 💡 

 

✓必要な分だけ買う

買い物前に冷蔵庫にあるものをチェック!

まとめ買いを避け、必要な分だけ買って食べきる

すぐ調理する食材はお店の食品棚手前から!

 

✓食べきれる量を作る

皮ごと食べられるものは皮ごと調理!

野菜は冷凍・ゆでるなど下処理をしてストック!

作る量をその日に合わせて調節!

 

1人1人が“もったいない”を意識して行動することが大切ですね。

私も今一度気を付けて生活していこうと思います。

野菜の中でもブロッコリーは廃棄率がとても高いです 😯 

今回はブロッコリーの茎を活用したレシピをご紹介します!

里いもとブロッコリー(茎)の七味マヨ

【材料】(2人分)

・里いも           2個

・ブロッコリーの茎      1株分

・塩             少々

Aしょうゆ          小さじ1/2

Aマヨネーズ         大さじ2

・干し桜えび         大さじ1

・七味唐辛子         適量

 

【作り方】

①里いもは2cm角に切り、塩少々(分量外)をまぶし洗ってぬめりを取る。ブロッコリーの茎は根元の硬い部分を少し切り落とし、表面の厚い皮をむいて細切りにする。

②里いもとブロッコリーの茎を沸騰した鍋に入れてゆでる。どちらも柔らかくなったらザルに上げて水気を切る。

③ボウルにゆでた里いもを入れ、塩を加えてフォークでつぶす。そこにAを加えて混ぜる。

④③にブロッコリーの茎、干し桜えびも加えて和える。

⑤器に盛り、七味唐辛子を振ったら完成!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

次回の更新もお楽しみに~!

【参考資料】

1) https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/about/

2) https://www.dietitian.or.jp/features/focus/20211206.html

 

調剤薬局栄養士
栄養士コラム, 栄養士のつぶやき

 

こんにちは!

 

新潟市秋葉区新津本町にある、さくらんぼ薬局の管理栄養士 森田みずきと申します。

今月のブログを担当させていただきます。よろしくお願い致します(^^)/

 

今回のブログでは、管理栄養士の私が最近気になったことについてお伝えします!

 

それはズバリ・・・・・・

大豆ミートについて!!

 

最近、スーパーに行くと大豆加工品の多くを目にすることが増えました。

そのなかでも一躍注目を浴びているのが、「大豆ミート」です。

 

聞いたことがある方も多いと思います。

 

大豆ミートとは、大豆から作られたお肉そっくりの加工食品のこと。

味や食べごたえを肉に似せて作っているため、大豆「ミート」と呼ばれています。

 

大豆ミートは、油分を絞ったあとの大豆粕(だいずかす)を、加熱・加圧して作られています。

主な原材料は大豆で、肉は使用してないのですが、最近では、本物の肉と味や風味までそっくりなものが作られており、まるで本物の肉を食べているかのような満足感を得られる製品が増えています。

 

では、なぜこのような大豆ミートが注目を集めているのでしょうか?

 

それは、以下のようなメリットがあるためです( ^^ )

 

①低カロリーで高たんぱく

大豆ミートの栄養成分は、100g当たり120kcalで、たんぱく質は15.4gです。

この値は、牛肉・豚肉・鶏肉(ひき肉)と比較してカロリーが少なく、たんぱく質はほとんど同等に含まれています。

 

②食物繊維が豊富

野菜類や海藻類に多く含まれている食物繊維が、大豆ミートはとても豊富です。

食物繊維はおなかの調子を整えるはたらきがあり、日本人は不足しがちな栄養素です。

お肉を食べている感覚で食物繊維が取れるのはお手軽でありがたいですね。

 

③コレステロールが含まれていない

コレステロールは人間に必要な栄養素の1つですが、過剰に摂取してしまうと、動脈硬化などの血管の炎症を引き起こす原因になります。生活習慣病が気になっている方にも、大豆ミートはお勧めです。

 

④ビタミン・ミネラルなどの大豆由来の栄養素が豊富

大豆にはお肉にはあまり含まれないカルシウム、カリウム、鉄分、銅などのミネラルや糖質の代謝を助けるビタミンB1が多く含まれています。

 

⑤長期保存が可能

大豆ミートにはさまざまな種類があり、その中に「乾燥タイプ」というものがあります。

乾燥タイプの大豆ミートの賞味期限は、製品によって違いますが常温保存で約1年間です。

 

 

・・・などなど、たくさんのメリットがあります。

個人的には「⑤長期保存が可能」がとてもうれしいなと思いました。

ひき肉は賞味期限が短く、なかなか冷蔵庫にストックというのが難しいです。

突発的にひき肉を使った料理を使いたい!となったときに、大豆ミートを必要量使えるのがすごく利点になると感じました☺

 

 

「大豆ミート」と聞くと、ベジタリアンやヴィーガンの方向けの商品だと思う方も多いかもしれませんが、

 

・お肉を食べたいがカロリーが気になる方

・コレステロールの摂取を控えたい方

・ビタミン、ミネラル不足が気になる方

 

・・・にお勧めの商品です!

 

 

また、「ちょっと食べすぎたな」という時の次のお食事に大豆ミートを取り入れるのもいいかもしれません。

日々の食事に取り入れて、バランスのいい食事を摂取できるよう食品選択していきましょう!

 

 

最後に、大豆ミートを使ったレシピを紹介します!!

 

 

万能!大豆ミートソース

 

材料(4人分)

大豆ミート ミンチ(水戻し後)

200g

※水戻し前で100g相当

玉ねぎ

1個

にんじん

1/2本

にんにく

1かけ

カットトマト缶

400g(1缶)

オリーブオイル

小さじ1

●ローリエ

1枚

●赤ワイン

大さじ2

●コンソメ

大さじ1

●砂糖

大さじ1

●塩

小さじ1

 

1)大豆ミートを水戻しする(商品パッケージの指示に従ってください)。

2)たまねぎ、にんじん、にんにくをみじん切りにする。

3)フライパンにオリーブオイル、1)、2)を入れて火が通るまで炒める。

4)カットトマトと●を入れ、一度強火で煮立たせ、その後中火で水分が飛ぶまで炒める。

5)ローリエを取り出し、塩・こしょう(分量外)で味をととのえて完成!!

 

 

食べてみた感想は、「あれ、これお肉と変わらないなあ」でした。

ミンチタイプで調味料がよく絡み、大豆のにおいが気にならなかったからかもしれません。

パスタやパン、ごはん、チーズをかけてアレンジしたりなどなど・・・

いろいろなレシピに合うので、ぜひ試してみて下さい!!

 

 

今回のブログはここまで!

お読みいただきありがとうございました。

 

次回の栄養士ブログもお楽しみに( ^^ )ノシ

 

 

 

【参考サイト】

1)https://daizumito.com/html/about/

調剤薬局栄養士
栄養士コラム, 栄養士のつぶやき

🎍新年明けましておめでとうございます🎍

本年もよろしくお願いいたします🐯🌺

 

 

今回は、石川県金沢市にあります 朝霧台あおば薬局 の管理栄養士 片山 が担当させていただきます。

どうぞ最後までお付き合いください😊✨

 

 

皆さん、少し前から韓国で大流行中の『ロゼトッポギ』をご存じでしょうか?

普通のトッポギと何が違うのだろう?と思う方もたくさんいらっしゃるかと思います。

トッポギといえば辛い!!🔥というのが鉄則な気がしますが、この『ロゼトッポギ』はトマトクリーム味🍅のトッポギなんです!!トマトクリーム味なので、辛みが抑えてあり、お子さんでも辛いものが苦手な方でも食べやすそうですね。

この料理は、韓国料理🔥とイタリアン🍅が組み合わさったようなもので、洋風のトッポギとも言われているそうです。

 

また、トッポギはお餅だけというものがオーソドックスだと思いますが、『ロゼトッポギ』にはウインナーやベーコン、マッシュルーム、玉ねぎ、ブロッコリー、ゆで卵など様々な具材が入っているという特徴もあります。

 

そもそもロゼって何…?

ロゼとはフランス語で“バラ色の🌹”という意味があり、ピンクとも称されるそうです。まさにトマトクリームの色と合致しますね!!

 

また私自身の話になりますが、ごま油などが効いた韓国料理が大好きなんです💕

でも、辛い料理があまり得意ではなく…😭韓国料理を食べに行ってもあまり辛くないものを選んで食べていたり…

 

でも!!このロゼトッポギのような辛くない韓国料理がどんどん広まってくれたら食べられる料理の幅も広がって楽しそうですね🎵

 

 

では、ここでお正月に余った切り餅を活用できるようなロゼトッポギ風のレシピを紹介させていただきます!!

 

『切り餅で作る!ロゼトッポギ風』

 

【材料(2人分)】  

        ・切り餅       …3個

  ・ウインナー     …2本

  ・玉ねぎ       …1/2個

  ・マッシュルーム   …5個

  ・にんにくチューブ  …1~2cm

  ・オリーブオイル   …大さじ1/2

  ・トマト缶      …1/2缶

  ・生クリーム     …100mL

  ・牛乳        …100mL

  ・水         …100mL

  〇コチュジャン    …大さじ1

  〇粉唐辛子(お好みで)…大さじ1/4

  〇カレー粉      …大さじ1/2

  〇砂糖        …小さじ1

  〇塩         …小さじ1/4

  〇ブラックペッパー  …少々
  
  〇パセリ       …少々

 

 

【作り方】

  1. 切り餅を食べやすい大きさに切り分ける。ウインナーは斜め切り、玉ねぎ、マッシュルームは薄切りにする。
  2. 鍋にオリーブオイル、にんにくを入れ火にかける。にんにくの香りがしたらウインナー、玉ねぎ、マッシュルームを入れ炒める。
  3. ある程度火が通ったら②にトマト缶、生クリーム、牛乳、水、〇の調味料を全て加えて煮込む。※粉唐辛子はお好みに合わせて入れる量を調整してください。
  4. 切り餅を加えて柔らかくなるまで煮る。
  5. 器に盛りつけ、最後にパセリをかけたら完成!!✬

 
お正月に余ったお餅を活用してぜひ作ってみてください🎵

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

次回の栄養士コラムもお楽しみに  😆 ✨