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介護施設栄養士
おやつレク, 栄養士だより

つつじガーデン宮内 栄養士の嶋田です 🙂 
皆さん、おやつは好きですか?
私はおやつが大好きです!
甘いもの、塩辛いもの、硬いもの、軟らかいもの色々ありますよね。
おやつは3食の食事だけでは不足しがちな栄養素の補助として、健康を守るためにとても大切な役割があります。
高齢者は特にたんぱく質・ビタミン・ミネラルが不足しがちな栄養素です。
たんぱく質…乳製品・卵・豆類など
ビタミン・ミネラル…野菜・果物など
が多く含まれており、おやつに取り入れやすい食材です。

今回は、つつじガーデン宮内で不足しがちな栄養素を楽しみながら美味しく食べて頂いている様子をお伝えします 🙂

まずは、卵と牛乳をたくさん使ったフレンチトーストです。
たんぱく質は加齢に伴う筋肉の損失を減らすためにとても大切です。



軟らかくて食べやすく、とても好評でした!

そして、つつじガーデン宮内では定番の手作りおやつの”生どら焼き”です。
ホットプレートで皮を焼き、あんことホイップを混ぜたものを挟みます。
いつも大好評で会話も弾みます!

こちらは、厨房の大きなスチームコンベクションで焼き上げるパウンドケーキです。
ふわふわで、これも卵と牛乳たっぷりおやつです。

ホット梅ドリンクです。
今年、皆さんに作っていただいた梅ジュースをお湯で割って飲みました。
毎日同じ飲み物では飽きてしまうので、時々違う飲み物で楽しんでいます。
おやつにゼリーや果物でも水分補給が簡単にできます。
寒くなるとついつい水分を控えてしまうので、水分補給を忘れずに!

梅ドリンクは男性にも女性にも喜ばれる飲み物です。

施設ではおやつレクリエーションで職員と一緒におやつを作ったり、大勢で食べることで会話も増え、楽しい!美味しい!をたくさん感じていただきたいと考えております。
次回もお楽しみに!

つつじガーデン坂井
介護施設栄養士, 栄養士だより

10月の栄養士ブログを担当します、つつじガーデン坂井の平原です。

 

ようやく暑い夏が終わり、秋がやってきました!

読書の秋、スポーツの秋・・・などありますが、

やはり管理栄養士として気になるのは「食欲の秋」ですね!

秋は、さつまいも、くり、かぼちゃをはじめとして、サンマやきのこなど、

おいしいものであふれています!

 

今回のブログでは、「きのこ」を紹介したいと思います。

 

きのこは、しめじ、えのき、舞茸、しいたけ、マッシュルーム、エリンギなど

たくさんの種類がスーパーで売っています。

価格も安定しており、比較的安く手に入るため、

節約食材として重宝している方も多いのではないでしょうか?

そんな魅力たっぷりきのこの豆知識について、お話したいと思います。

 

①食物繊維

えのき、しめじ、なめこなどには、1パック当たり約2~3g食物繊維が含まれています。

日本人は、どの世代でも食物繊維が不足していると言われています。

カレーや煮物、これからの季節においしい鍋は、きのことの相性抜群なので

いつもの材料にきのこをプラスすることで、手軽に食物繊維を取ることができます。

 

②うま味成分

きのこには、うま味成分の「グアニル酸」が含まれています。

昆布だしが効いた料理にきのこを入れることで、

昆布のうま味成分「グルタミン酸」ときのこのうま味成分「グアニル酸」、

2種類のうま味成分が入り、「うま味の相乗効果」でうま味が一段と強くなります。

うま味が強い料理は、塩味を引き立てる効果があるため、

煮物やみそ汁にきのこを使うと、おいしく減塩できます!

 

③ビタミンD

骨を強くすると言えばカルシウムですが、

そのカルシウムの吸収を良くしてくれるがビタミンDです。

ビタミンDは、きのこの中でも舞茸やエリンギに多く含まれています。

乳製品を使う料理にきのこを入れることで、

乳製品に含まれるカルシウムを効率よく摂取できるのです!

シチューやクリーム煮などに入れてみてはいかがでしょうか?

 

料理の味を邪魔せず、栄養たっぷり・かさ増しもできるきのこを食べて、

おいしく健康な秋を過ごしてください!

 

来月の栄養士ブログもお楽しみに♪

介護施設栄養士
つつじガーデン小千谷, 栄養士だより

 
皆さんこんにちは!

6月のブログ担当します つつじガーデン小千谷の小林です。

 

みなさん「食育」という言葉は聞いたことがありますか?

 

農林水産省では、食育とは「生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるもの」と定義されています。

また、文部科学省では「子どもたちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けること」と定義されています。

つまり、食育とは「様々な経験を通じて、食に関する知識と、バランスの良い食を選択する力を身に付け、

健全な食生活を実践できる力を育むこと」です。

 

食育と聞くと、「子供に芋ほりを体験させる」や「食品工場を見学する」など実体験をすることを連想する方も
いらっしゃると思いますがそれだけではないんです!

 

今回は、食育の活動のひとつである「食育ピクトグラム」についてご紹介したいと思います。

 

食育ピクトグラムとは、食育についてみなさんにわかりやすく発信していただくため、絵文字で表現した
食育ピクトグラム及び食育マークを農林水産省が作成しました。

 

これを作成した目的は、食育の取組を子どもから大人まで誰にでもわかりやすく発信するため、
表現を単純化した絵文字であるピ クトグラム等を作成し、多くの人に使用していただくことを目的としています。

 

こちらが「食育ピクトグラム」です

食育を12の取組に分類し、子供から大人まで誰にでもわかりやすく知ってもらうため表現を単純化した絵文字を使用しています。

 

※出典:農林水産省WEBサイト「食育ピクトグラム及び食育マークのご案内」

https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/pictgram/

 

1つずつご紹介します。

1.みんなで楽しく食べよう

家族や仲間と、会話を楽しみながら食べる食事で、心も体も元気にしましょう。 

 
 
 
 

2.朝ご飯を食べよう

朝食を食べて生活リズムを整え、健康的な生活習慣につなげましょう。  

 
 
 
 

3.バランスよく食べよう

主食・主菜・副菜を組み合わせた食事で、バランスの良い食生活につなげましょう。
また、減塩や野菜・果物摂取にも努めましょう。 

  
 
 

4.太りすぎない、やせすぎない

適正体重の維持や減塩に努めて、生活習慣病を予防しましょう。 

 
  
 
 

5.よくかんで食べよう

口腔機能が十分に発達し維持されることが重要ですので、よくかんでおいしく安全に食べましょう。  

  
 
 
 

6.手を洗おう

食品の安全性等について基礎的な知識をもち、自ら判断し、行動する力を養いましょう。 

  
 
 
 

7.災害に備えよう

いつ起こるかもしれない災害を意識し、非常時のための食料品を備蓄しておきましょう。

  
 
 
 

8.食べ残しをなくそう

SDGs*の目標である持続可能な社会を達成するため、環境に配慮した農林水産物・食品を購入したり、食品ロスの削減を進めたりしましょう。

 *SDGs(平成27(2015)年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」における持続可能な開発目標)

  

9.産地を応援しよう

地域でとれた農林水産物や被災地食品等を消費することで、食を支える農林水産物や地域経済の活性化、環境負荷の低減につなげましょう。
  
 
 

10.食・農の体験をしよう

農林漁業を体験して、食や農林水産業への理解を深めましょう。 

  
 
  
 

11.和食文化を伝えよう

地域の郷土料理や伝統料理等の食文化を大切にして、次の時代への継承を図りましょう。 

  
 
 
 

12.食育を推進しよう

生涯にわたって心も身体も健康で、質の高い生活を送るために「食」について考え、食育の取り組みを推進しましょう。

 
 
 
 

こちらは「食育マーク」になります。

食育ピクトグラムを広く普及・啓発するため 「12 食育を推進しよう」を活用し食育マーク も作成されました。
このマークを見かけた時には、自らの食習慣、 食育について考えてみましょう。
 

みなさんはこの12の取組をご覧になってどう思いますか?

難しいと思いますか?または、自分にもできると思いますか?

まずは皆さんに知ってもらうことが大事です。

 

 

もし、今回のブログをご覧になって食育に興味が出てきましたらぜひ皆さんも調べてみてください(*’▽’)