皆さんこんにちは✿
今月の栄養士ブログは、つつじガーデン坂井の矢島が担当します。
12月に入り、本格的に寒くなってきました。
こんな寒い季節は、「お鍋」が食べたくなりますね!
今回の栄養士ブログでは、鍋によく使われる食材の栄養素を紹介したいと思います。
①白菜
鍋といえば…白菜ですね!
鍋は白菜を食べるための料理といっても過言ではありません(笑)
白菜には、カリウムというミネラルが多く含まれています。
カリウムは、ナトリウムの排泄を促し、
血圧の上昇を抑えたり、高血圧を予防したりする働きがあります。
カリウムは水に溶ける性質をもっているため、鍋にした場合はスープに溶けだします。
おいしい鍋のスープも飲むことで、積極的にカリウムをとることができます。
ただし、スープを飲むことで食塩も摂取してしまいます。
きのこやお肉から出るうまみを活用して薄味にし、食塩の摂りすぎに注意が必要です。
②きのこ
鍋に合うきのこは、えのき、しめじ、しいたけ…。
他にもたくさん!
そんなきのこには、食物繊維やビタミンDが豊富です。
食物繊維は、便秘解消効果が期待できます。
日本人は特に不足しているといわれているので、積極的にとりたい栄養素です。
ビタミンDは、骨を強くする効果があります。
成長期にはもちろん、骨粗鬆症を予防するために、大人にも必要な栄養素です。
油と一緒にとると、吸収しやすくなるため、鍋のほかにソテーもおすすめです。
③豆腐
絹ごし豆腐や木綿豆腐など、鍋によって違うものを入れるのも楽しいですね♪
豆腐は、たんぱく質が豊富に含まれています。
たんぱく質不足によって、体の筋力が低下し、
フレイルやサルコペニアを引き起こしやすくなります。
いつまでも趣味を楽しみ、明るく過ごせるように、
普段からしっかりとたんぱく質を摂取しましょう。
寄せ鍋、鶏だし鍋、キムチ鍋、水炊き…
たくさん種類があって楽しい鍋は、スープに溶けだした食材の栄養やうまみをとることができます。
また、野菜やきのこは煮込むことでかさが減り、たくさん食べることができます。
各家庭でアレンジを加えたり、具材を工夫したり、
ぜひお気に入りのレシピを見つけてください♪
おいしい鍋で心も体も温め、寒い冬を元気に乗り切りましょう!