新着情報

2022.05.22

5月といえば・・・

介護施設栄養士
栄養士だより

5月の栄養士ブログは、つつじガーデン小千谷の山田が担当いたします!

令和4年1月から入社した新人ですが、ご利用者様が元気になるお手伝いができるよう

精一杯頑張りたいと思います。 よろしくお願いいたします!

 

 

つつじガーデン小千谷では毎月、昼食に主菜のメニューを2つ提案して、


ご利用者の方に選んでいただく『セレクトメニュー』を実施しています。

「選ぶ」ってワクワクしますよね♪

 

今回は牛丼ニラ玉丼でした!

 

 

 

牛丼を選んだ人数と、ニラ玉丼を選んだ人の人数はほぼ同じ数でした!

5月は季節の変わり目。気圧や気候、寒暖差が激しいので体がだるくなったり、

疲れが取れにくかったり…。

いろんな条件が合わさって体調が崩れやすくなっています。

スタミナをつけて「五月病」に負けない体を作ってほしい…。

そんな願いを込めて「丼物」のセレクト献立を立案しました。

 

               美味しくてにっこり^^

 
 
 
 
 
 
 


《身体をつくる タンパク質の話》

タンパク質は体の中で分解されて筋肉や骨、臓器、免疫細胞だけでなく爪や髪など、
あらゆる細胞の成分になる他、栄養や酸素を運ぶ役割やエネルギーとなる
糖質が足りないときは代わりにエネルギーとして消費されます。
お肉、特に豚肉に含まれているビタミンB1は体内で糖質をエネルギーに
変える際に必要な栄養素です。そのためにご飯やパンをたくさん食べても、
ビタミンB1が不足しているとエネルギーへの変換効率が悪くなってしまいます。
また、脳はブドウ糖を分解してエネルギーを作るため、ビタミンB1が不足すると
十分なエネルギーを作ることが出来ず、記憶力の低下や情緒不安定、
うつ病などを引き起こす可能性があります。
そのビタミンB1が不足して起こる有名な病気の1つが「脚気(かっけ)」です。

脚気はビタミンB1を多く含む玄米から白米を主食とするようになり、

副食が不足していた明治時代には「国民病」と呼ばれるほど

広くみられていた病気でしたが、副食からビタミンB1を

摂取できる現代では少なくなっています。

しかし、極端な偏食やインスタント食品、アルコールから

糖質を摂り過ぎることが原因でビタミンB1不足となり発症する方もいるようです。
このようにビタミンB1には心身を活性化させ、健康な状態に保つ効果があるので
健康には欠かせない栄養素なのです。
また、お肉の脂肪には必須脂肪酸の1つであるアラキドン酸が含まれています。
アラキドン酸の一部は脳内で「アナンダマイド(至福物質)」
呼ばれている物質に変化します。
このメカニズムによって私たちはお肉を食べると「幸せだなあ」と感じるのです。
みなさんもお肉を食べて五月病を吹き飛ばし、
きたる夏の暑さに負けない体を作りましょう!
最期まで読んでくださり、ありがとうございました。次回のブログもお楽しみに。