新着情報

2022.08.09

夏は食中毒に気をつけよう!

調剤薬局栄養士

 

こんにちは!

 

新潟県新潟市中央区にある、あおば薬局女池店管理栄養士 森田みずきと申します。

今月のブログを担当させていただきます。よろしくお願い致します(^^)/

 

8月に入り、いよいよ夏本番!🌞 毎日毎日、暑くて大変ですよね。

 

突然ですが、みなさんはお弁当を作ることはありますか?

新潟市では6月頃から30℃近くの日もあり、お弁当袋に保冷剤を入れるようになりました。💦

 

お弁当は、お料理を作ってからしばらく時間が空いて、食べることがほとんど・・・。

衛生管理が気になる方も多くいらっしゃるかと思います。

 

本日のブログは、お弁当を作るときに気を付けたい食中毒!についてお話していきたいと思います。

 

 

ひとくちに食中毒といっても様々な種類に分けられますが、

梅雨から夏の時期に注意して頂きたいのが「細菌」に由来する食中毒です。

 

なぜ夏は細菌由来の食中毒に注意しなければならないのでしょうか??

理由は、「高温多湿」な日本の環境に由来するんです💡

 

 

食中毒の原因となる細菌は、ジメジメした湿気のある環境を好みます。

さらに、食中毒を引き起こす細菌の多くは、室温(約20度)くらいで活発に増殖し始め、

人間の体温ぐらいの温度で増殖のスピードが最も速くなります。

 

梅雨時期から夏場は最も細菌が生息しやすい温度帯なんです。

事実、細菌性の食中毒は6月から9月に多発するといわれています・・・!

 

 

では、細菌の増殖を防ぐにはどうすればいいのか??

 

食中毒の基本3原則「つけない」「ふやさない」「やっつける」を心がければ安心です!

1つ1つ詳しく見ていきましょう。

 

 

  • 「つけない」

・手洗いをしっかり行う

・調理器具やお弁当箱は清潔なものを使用

・出来上がったお料理が手に触れないように、手袋を使用

 

  • 「ふやさない」

・生野菜は細菌が増殖しやすいので夏場は注意

・ミニトマトの「ヘタ」は細菌が繁殖しやすいので取ってから良く洗い、つめる

・ごはん、おかずともに粗熱をとってからお弁当箱の蓋を閉める

 

  • 「やっつける」

・お肉、お魚などのおかずは中までしっかり加熱

・卵は半熟ではなく、固ゆででより安心

・作り置きしていたおかずは75℃以上に再加熱してからお弁当につめる

 

 

この3原則を心がければ、お弁当作りも安心してできるかと思います(^^)/

 

このブログを書くにあたり、食中毒についていろいろ調べ物をしていましたが、

農林水産省HPに「お弁当に関する3分クイズ」が楽しめる動画がありました。

 

私も動画を見てみましたが、実用的でとても勉強になる内容でした!

もっと詳しく知りたい!クイズをやってみたい!という方はぜひご覧ください。

https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/lunchbox.html

 

 

 

さて、今日のレシピはこちら!お弁当にぴったりの茄子の肉巻きです!

 

 

↓↓

 

 

 

なすと大葉の肉巻き(2人前)

 

 

★材料

豚バラ ・・・ 8枚程度
なす ・・・ 中くらいの大きさ2本
大葉 ・・・ 8枚程度
塩・こしょう ・・・ 適量
片栗粉 ・・・ 大さじ1
サラダ油 ・・・ 適量
Ⓐしょうゆ、みりん、酒 ・・・ 各大さじ1
Ⓐにんにくチューブ ・・・ 1~2cm程度
一味、七味唐辛子 ・・・ お好みで

 

★作り方

① なすのヘタを取り、縦に切ってなすを4等分にする。

② 豚バラ、大葉、なすの順番でまな板の上に置き、豚バラで大葉となすを包むように巻く。

③ ②に塩・こしょうをふりかけ、さらに片栗粉をつける。

④ フライパンにサラダ油をしき、豚肉の巻き終わりが下になるように③をフライパンに置く。

⑤ 中火ですべての面に焼き色が付くように肉を回転させながら焼く。

⑥ Ⓐを混ぜ合わせたものと水大さじ1(分量外)をまわし入れ、弱火~中火で蓋をして5分蒸し焼きにする。

⑦ 盛り付けて完成!

 

 

1口サイズにすればお弁当のおかずにもぴったりです!

簡単に作れるのでぜひ作ってみて下さい!

 

 

では、今回のブログはここまで(^^)/

次回のブログもお楽しみに~!!