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2019.12.09

冬至に柚子湯とかぼちゃは何故いいの?

調剤薬局栄養士
栄養士コラム

皆様こんにちは(^^)

今回は富山県射水市戸破にあります あおば薬局ひばり店 栄養士の松岡が

担当させていただきます。よろしくお願い致します!

 

12月に入り、寒さが本格的になってきました…

今年はインフルエンザの流行が例年に比べて早いので、手洗いうがいなど徹底していきたいですね(+o+)

今回は毎年12月の下旬にあり、もっとも日照時間が短くなる日「冬至」にまつわるお話をさせていただきますm(__)m

今年の冬至は12月22日(日)ですよ!(^^)!

①冬至に柚子を風呂に浮かべる風習    

 

ゆず湯に入る」は江戸時代初期銭湯から始まったようです。
冬至」と温泉の効能を利用し病気の治療や療養を行う「湯治(とうじ)」を語呂合わせし、ゆずは「融通」にかけたと言われています。
湯治した体は融通が利く」とか。江戸の人たちはなかなかおもしろい♪

ゆずの果汁に含まれる成分は、体を温める温熱作用があり、冷え性
リウマチに効果があります。また、神経をリラックスさせる効果や、肌あれをなおおし、肌をなめらかに美しくする働きもあります。普段されない方もぜひ試していただきたいものです(^^)/

 

★ゆずの栄養
果肉より果皮のほうが比較にならないほど高く、特に風邪予防などに良い
ビタミンCの含有量は柑橘類の中ではトップクラスです!!

また、疲労回復に効果のあるビタミンB1、口内炎を対策できるB2、貧血予防の鉄分、高血圧の予防やむくみの解消が期待されるカリウム、骨をつくる手助けをしてくれるカルシウムなども含まれています(^-^)

冬至にかぼちゃを食べるのはなぜ?

夏野菜のかぼちゃ冬至に食べるのは、野菜が少なくなる冬に栄養たっぷりの

かぼちゃを食べ、「元気に過ごすことができるように」という思いからです。

★かぼちゃの栄養

かぼちゃは皮が厚くて硬いので、栄養分を逃がすことなく冬まで保存しておくことができます(*^-^*)

かぼちゃにはビタミンCや免疫力を高めたり、ガンや老化などの原因である´体内の細胞の酸化´を抑える働きもあるβ-カロテン、視力回復の効果がある
ビタミンA、肩こりや冷え症に良いビタミンE、便秘改善や美容に良い
食物繊維が豊富に含まれています(゜-゜)!

豆知識

冬至に「」のつくものを食べると「」を呼び込む、ということで、
れんこんぎんなんうどん などを食べる地域もあります。ちなみに、あと、
かんてんきんかんにんじんを入れて冬至の七種(ななくさ)と言うところもあります。  ちょっと面白いですよね(*’▽’)

最後になりますが、冬至の日に食べたいおすすめレシピを紹介します♪

レンジで簡単!ホクトロ冬至カボチャ

◆材料(2人分)

・かぼちゃ  400〜500g

・ゆで小豆缶 165g (好きな分)     

・水     160cc       

・ほんだし   小さじ2   

・酒     大さじ2              

・みりん    大さじ2 

・麺つゆ   大さじ2

・砂糖    適量(甘めが好きな方は是非)

◆作り方

1)かぼちゃを食べやすい大きさに切り、 耐熱皿に切ったかぼちゃを入れ適量の水を入れラップをかけ、爪楊枝がささる程度に柔らかくなるまで電子レンジで温める。(約600Wで10分程 )

2)柔らかくなったら残りの調味料を入れ、ラップをしさらに600wの電子レンジで8〜10分程温めたら完成♪

★耐熱皿でもシリコンスチーマーどちらでも可。かぼちゃの量や小豆の量によって  電子レンジで温める時間異なるのでこれくらいのとろみを参考にかけてみて下さい♪

長くなってしまってすみません…(+_+)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪また次回もお楽しみに(^o^)丿