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介護施設栄養士
栄養士だより

ブログをご覧の皆様、こんにちは!

今回の栄養士ブログは、つつじガーデン長岡の林がお送りいたします 😀 

 

日増しに気温が下がり、いよいよ冬到来。

当施設では、先日干し柿づくりを行いました♪

 

 

利用者様に皮をむいていただき、ひもをくくりつけていただだきました 😉 

現在はこんな感じ・・・

 

 

 

おいしい干し柿を作るには、乾燥した冷たい風にあてるのがコツ 💡 だそうですよ♪

ここ最近冷えこむことが多くなってきたので、おいしく出来上がりそうですね(^^)

 

 

さて、干し柿作りにはベストな季節になりましたが、この時期は体の冷えが気になる方も

多いのではないでしょうか。

 

体の冷えは万病のもともいわれ、免疫力が下がる一因でもあります。

今回は体を温める食事や生活習慣についてご紹介します!

 

まずは冷えの原因についてですが、大きく3つが考えられます。

 ①ストレスや室内外の温度差による自律神経の乱れ

 ②衣服による体の締め付けや貧血・低血圧等の疾患による血行の悪化

 ③加齢や運動不足による筋肉量の減少

 

 

特に女性は筋肉量が少なく、月経による貧血やホルモンバランスの乱れ、極端なダイエット等によって

冷えが起こりやすくなっています。

心当たりのある方も多いのではないでしょうか。

 

では、次に体を温める栄養素と食品についてご紹介します♪

 

 

鉄分はビタミンCと一緒に摂ることで吸収率がUPします!

また、ビタミンEは油脂に溶ける性質をもっているため、油で炒めたりマリネにすることで

効率よく摂ることができます(^^)

 

この他にも、体を温める食品はたくさんあります 😉 

 

加えて、以下についても冷え予防に効果あり!

 ●朝食をしっかり摂る

  朝食は1日の活動源となり、代謝を高め体温を上昇させます。

  温かい料理や飲み物を取り入れるとなお良いですね(^^)

 

 ●適度な運動

  体を動かすことで血行が良くなり、体が温まります。

  また、筋肉がつくことで代謝を上げることができます。

 

 ●湯船につかる

  38~40℃のぬるめのお湯に15~20分程度つかるのが冷えの改善に効果的です。

  入浴剤を活用したり、湯船の中でマッサージするのも良いですね♪

 

 

冷え予防のポイント、いかがでしたでしょうか?

日常生活の中でできそうなことがあれば、ぜひ取り入れてみてくださいね 😀 

 

では、来月の栄養士だよりもお楽しみに(^^)/

介護施設栄養士
栄養士だより

皆さんこんにちは!
今月の栄養士だよりを担当します、つつじガーデン坂井桑原です。
どうぞよろしくお願いします

 

11月に入ってからは、気温が下がり暖房が欠かせない季節になってきました。

寒暖差で体調の変化が起きやすくなりますが、日々の食事からしっかり栄養をとって、健康に過ごしていきたいですね。

 

今回は、私が勤務しているショートステイの食事についてご紹介します。

ショートステイとは、短期間入所して日常生活全般の介護が受けられるサービスのことです
宿泊施設の為、朝食・昼食・夕食の3食を提供しており、当施設では15時におやつも提供しています
昼食やおやつの時間を活用して、「食」を通した楽しみも企画していますよ

 

献立は、主食(ごはん)+汁物(みそ汁)+主菜(おかず)+副菜(つけあわせ)を基本に考えています。
ご利用者様が日常的に食べている家庭的な食事、記念日やお祭りなどの行事に合わせた特別メニューも取り入れています。

下の写真は、11月8日の昼食に提供したメニューです。
ごはん(主食)、みそ汁(汁物)、豚肉のしぐれ煮(主菜)、かぼちゃの炒め物(副菜)、パイン缶(デザート)です

 

その他に・・・

パン食の時は、レーズンパン・たまごサンド(主食)、ロールキャベツ(主菜)、大根の和え物(副菜)、みかん缶(デザート)

 

麺食の時は、醬油ラーメン(主食)、じゃがいもの炒め物(主菜)、煮豆(副菜)、フルーツカクテル缶(デザート)

 

11月は、天ぷらさんまなど5種類のおかずをご用意した昼食バイキングを行う予定です
12月には、クリスマスや大晦日の行事食も予定していますよ(*^^*)

 


栄養バランスがとれた食事
にするには、色々な食品を取り入れることも大切です!

食品はそれぞれの持つ栄養素によって6つの食品群に分けることができます。

1日に6つの食品群からまんべんなく食品を摂取すれば、バランスのよい食事になりますよ

 

 

 

主食・主菜・副菜をうまく合わせて、バランスのよい献立を意識してみましょう(^^)/

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました

次回の栄養士だよりもお楽しみに~

 

介護施設栄養士
栄養士だより

みなさん、こんにちは。

今回ブログを担当します、つつじガーデン三条裏館の伴内です。

よろしくお願い致します。

 

秋といえば、スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋・・・

いろいろありますが、なんと言っても食欲の秋ですね!

これからの時期は、新米ぶどうさんまなど、秋ならではの味覚の収穫が待ち遠しいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旬の食材や好きな食べ物を、いつまでも美味しく食べたいですね。

 

高齢になると、だんだん飲み込む力が弱くなり、「嚥下障害」になる方がいらっしゃいます。

今回は嚥下障害について少しお話します。

嚥下障害とは、飲み込む動作が上手くできない状態を言います。

食べ物をうまく飲み込めないと食事がしにくくなるので、低栄養や脱水、喉に詰まって窒息の可能性があります。

 

下記のような症状があったら要注意です。

・むせる
・噛んで飲み込めなくなる
・食事量が減る
・食事のあと声がかすれる(飲み込めなくなると口の中に食べ物が残り、痰が絡みやすくなるため)

また、食べ物にも気を付けなければなりません。

・パサパサしているもの(パン、ゆで卵、焼き魚など)
・ベタベタしているもの(餅、団子)
・かたくてまとまりにくいもの(こんにゃく、たこ、いか、ごぼうなど)
・サラサラした液体
 
これらは、むせたり詰まったりしやすいものです。

施設で実際に行っている嚥下障害の改善方法をご紹介します。

①リラックスする
 施設では、食事前に軽い体操を行っています。
 体操や深呼吸をすることで、体をリラックスさせます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②「飲み込みましょう」と声をかけ、飲み込むことを意識してもらう
③おかずに「あん」をかけたり、ペースト状にする
④発声練習をする
 「パ・タ・カ・ラ」の4音を大きな声で繰り返し発声し、嚥下に関わる器官を動かします。
 「パ」「タ」・・・口唇と舌の筋力を鍛えます。
 「カ」・・・食道につながる喉の奥を動かします。
 「ラ」・・・食べ物を喉の奥に送るスムーズな舌の動きを鍛えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

嚥下機能を鍛え、秋の味覚を思う存分楽しみましょう!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。