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調剤薬局栄養士
栄養士コラム, 栄養士のつぶやき

こんにちは!
5月の栄養士コラムを担当します、小立野あおば薬局 管理栄養士の畝です。
過ごしやすい季節になりましたね〜(^^♪

先日、書店でレシピ本コーナーに立ち寄ったのですが「サイエンススイーツ」「実験スイーツ」といった本が何冊も並んでいました。
色とりどりの写真に惹かれ読んでみると、宝石のようやお菓子や、色が変わったり、固まったりと、まるで理科の実験をするように作れるスイーツのレシピ本でした  😯  

「料理は科学」という言葉もありますが、私達の身近では様々な化学反応が起こっていますよね。例えば、卵を加熱するとタンパク質が熱により変性して固まったり(熱凝固)、トーストやお肉を焼くと焦げ目がつく(メイラード反応)、などなど…

さて!ここで1つ、実験をしてみたいと思います。

しっかり冷やした水(200ml)に、クエン酸(1g)を溶かします。そこに重曹(1g)を混ぜると…炭酸水のできあがり!
(★クエン酸と重曹は、食用のものを使ってくださいね!)
何が起こっているのか?というと…
アルカリ性の重曹が酸によって中和されて、炭酸ガスが発生します。また、クエン酸ナトリウムという塩(えん)が生成されます。 

こちらを炭酸水好きのスタッフに試飲してもらったところ、「味がある!おいしい(^^)」とのことでした。この「味」というのは、まさに、生成された塩味のことです。
(★重曹の摂りすぎは塩分過多になるので、1日の摂取目安は3gまでにしましょう)

お子様と作るのもおすすめですよ。いつもと違った視点でお料理を楽しんでみてくださいね!!
では最後に、炭酸水を使ったレシピをご紹介します。

はちみつレモンソーダ

材料
炭酸水  200ml                                          
レモン汁 大さじ2
はちみつ 大さじ1
氷    適量

作り方

  •  レモン汁とはちみつを混ぜ合わせておく。
  •   1)に炭酸水をゆっくりと注ぎ、氷を入れてできあがり!

※はちみつは1歳未満のお子様には与えないよう注意してください。

最後まで、ご覧いただきありがとうございました(^^)
次回の更新もお楽しみに♪

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🎍あけましておめでとうございます🎍

2023年を迎えました。

皆様にとって素敵な一年となりますように🐰✨💗

 

今月は福井県福井市にある、あおば薬局田原町店 管理栄養士の杉本が担当します☃️

 

 

今回は、冬が旬の果物「みかん」についてお話しします。

冬本番、寒い日はこたつにみかんが最高ですね!

 

普段何気なく食べているみかんですが、たくさんの栄養が詰まっていることをご存知ですか?

実の部分のビタミンCには抗酸化作用があるので、活性酸素を除去して疲労回復や免疫力低下を防いでくれます。
風邪の予防免疫力を高めるにはもってこいの食材ですね🍊💪🔥

また、白いスジや袋(薄皮)の部分にも、食物繊維や血管を強くしてくれる栄養素が含まれていることがわかります。

 

皆さんは、白いスジや袋(薄皮)は食べますか?

私はどうも苦手で、いつも綺麗にはがしてから食べてしまうのですが、これを知ってしまった以上、無下にはできないなと思いました・・・

これからは白いスジや薄皮の部分も少しは食べてみようと思います。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

最後に、みかんを使ったデザートレシピを紹介します🍊

 

みかんレアチーズタルト

【材料】直径5cm×高さ2cmのタルトカップ25個分

★クリームチーズ 100g
★生クリーム 100cc
★ヨーグルト 100g
・みかん缶詰(生地用)    50g
・みかん缶詰(トッピング用) 150g
・砂糖 25g
・タルトカップ(市販)    25個
・レモン果汁 小さじ1
・ゼラチン  2.5g

【下準備】
・★は常温にもどしておく
・ゼラチンは25ccのお湯でふやかしておく
・生クリームは50ccずつに分けておく

【作り方】
1)ボウルにみかん缶詰(生地用)を入れてフォークでつぶす。
2)1)にクリームチーズを入れて、なめらかになるまでよく混ぜる。
3)さらに砂糖、レモン果汁、生クリーム50cc、ヨーグルトの順に入れ、その都度よく混ぜる。
4)ふやかしておいたゼラチンに生クリーム50ccを入れ、電子レンジ600Wで約20秒加熱し、溶けたら3)に入れてよく混ぜる。
5)タルトカップに4)を流し入れ、冷蔵庫で3時間以上冷やして固める。
6)生地の上にみかんを並べたら完成♪

★ポイント★
ゼラチンを5gに増やすと固めのレアチーズになります。

今回は缶詰のみかんを使用しましたが、自分でコンポート(砂糖煮)したみかんを使用することで、余ったみかんの大量消費をすることができます。また、皮付きみかんをおいしく食べることができるのでぜひ試してみてください♪

 

最後まで読んでいただきありがとうございました😄

次回の栄養士ブログもお楽しみに!

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こんにちは!新潟県長岡市あおい調剤薬局管理栄養士の羽生です(^O^)

 

12月になりましたね。

12月は「師走」とも呼びますが、師走の「師」はお坊さんの事を指しており、昔は1年の最後にお坊さんを家に呼んでお経を唱えてもらっていて、お坊さんが忙しく走り回ることからこの名前が付いたと言われています。 😮 (へえ~~)

 

さてさて、今年も残すところあとわずかになりました。

来月には年を越しますが、おせちの準備はされていますでしょうか?

大晦日に作る方もいれば、年を越してからお正月に作る方もいるかと思います。

 

おせち料理に使われる食材には縁起物や願いを込めた食べ物がおせち料理として振舞われていますが、それぞれの料理がどんな意味を持つのかご存知ですか?

 

れんこん・・・穴が多く空いていることから、見通しの良い1年を祈る

伊達巻・・・巻物に似ていることから、学問成就や文化の繁栄を願う

栗きんとん・・・「きんとん」を漢字にすると「金団」になることから、金銀財宝を連想させる

ごまめ・田作り・・イワシを刻んだものを田んぼ肥料にしていたことから、豊作を願う

筑前煮・・・様々な具材を一緒に似ていることから、家族一緒に仲良く結ばれることを願う

えび・・・姿が丸く曲がっていることから、腰が曲がるまで長生きできるよう願う

黒豆・・・あえてシワが出るように煮て、シワが出来るほどの長寿を願う

昆布巻き・・・「喜ぶ」と語呂合わせをしている

紅白なます・・・配色が祝袋の水引に見えることから、おめでたいことを連想させる

 

ふむふむ・・・

何気なく食べている料理にこんな意味が込められているとは(*_*)

意味や願いを知ると、より一層おせち料理に興味がわいてきますね!

 

わたしの家庭のおせちでよく食べるものを挙げましたが、この他にもまだまだあるので、興味がある方はぜひ調べてみてください(o^―^o)

 

さて、おせち料理ですが、基本的に和食ですよね。

アレンジ次第で洋風などにも変化できるので、今年はいつもと違う感じにしてみたい などありましたらぜひ挑戦してみてください!

今回はれんこんオリーブオイルで洋風に味付けをしたレシピをご紹介します。

ペペロンチーノの味付けをれんこんで!いかがでしょうか?

 

洋風にアレンジ★  
レンコンのぺぺろん炒め

【材料(2人分)】

〇れんこん・・・・180g

〇ちりめんじゃこ・・・15g

◇にんにく・・・・1片

◇赤唐辛子・・・・1本

◇オリーブオイル・・・大さじ1

◇塩・こしょう・・・少々

 

【作り方】

1)れんこんは皮をむき、5mm幅のいちょう切りにして、酢水に5分さらし、キッチンペーパーで水気を拭き取る。赤唐辛子は輪切りに切り、にんにくはスライスする。

2)フライパンにオリーブオイルを引いて弱火に熱し、にんにくを入れて炒める。

3)にんにくの香りが立ったら、1)のれんこん、唐辛子とじゃこ、を加え、5分程中火で炒める。

4)れんこんが透き通ったら、塩・黒こしょうで味を整え、盛り付けて完成♪

 

【栄養価】

エネルギー138kcal たんぱく質4.7g 脂質6.9g 食物繊維2.0g 食塩0.6g

 

ポイント

  • れんこんは秋~冬が旬で食物繊維カリウムが豊富です。
  • にんにく、赤唐辛子で風味をアップさせることで減塩にも繋がります。

(注)唐辛子は辛いのが好きな方は種ごと使い、苦手な人は種を取り除きましょう

 

 

毎年同じ味付けで、いつもと違った味付けにしてみようかな、、、と思ったらぜひ試してみてください♪

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

来年の栄養士ブログもお楽しみに!よいお年を~~~~