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調剤薬局栄養士
お知らせ, 栄養士コラム

こんにちは(^.^)新潟県新潟市にあります あおば薬局女池店 管理栄養士 土田です。

 

今回は薬局栄養士が行っている社員向け栄養相談の資料についてご紹介させていただきます!

前回のブログでも前編・後編に分けてご紹介しているので、気になる方はそちらもチェックしてみてください!

こちらから⇒ http://www.add-vantage.jp/updatedinformation/pharmacy/?p=15024

 

 

ご存知のない方向けに、簡単に“社員向け栄養相談”とは何か・・説明します(*^^*)

※ご存知な方はお手数ですが飛ばしてください※

 

社員向け栄養相談とは、私たち薬局栄養士がアドメディカルグループ社員に向けて行う長期的な栄養相談のことです。2021年度は6月より実施し、約3か月間にわたって相談者さまのお悩みに合わせた栄養相談を行いました。

 

とてもありがたいことにたくさんの方からご応募いただき、抽選で決めさせていただきました。

 

 

 

皆様に少しでも栄養相談を身近に感じていただきたく、栄養相談で実際に使用する資料についてご紹介していきたいと思います(^_^)/

 

栄養相談するにあたって、相談者さま・私たち管理栄養士は相談者さまの身体の状態を知ることが必要です。

それらを知った上で、どのような行動をしたら良い方向になるのかを一緒に考えます!

 

そこで使う資料がこちら!!

こちらは『減量したい方向け』の資料です。まずは自分のBMIや必要なエネルギー量を知ることが大切です。

ご自身で計算していただけるよう穴埋めにしてあります!

 

ここで出てきたBMIとは…体重と身長を計算し、肥満や低体重(やせ)の判定に用いるものです。

必要エネルギー量とは…健康に過ごすため自身が必要とするエネルギー量のことをいいます。

 

現状を知ることで目標を設定しやすくなります!

かんたんに計算できるので、ぜひこの機会に、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で計算してみましょう!

 

資料には、減量に向けてのポイントを詳しく例として挙げています。

こちらにはポイントとして載せていますが、相談者さまとお話しして行動できそうな目標を一緒に設定しています。

 

目標は、難しそうなものやストレスを感じるようなものではなく、「これなら続けられそう!」というものを一緒に探します。

 

今はどの食品にも栄養成分表示があるので、これは何キロカロリーなんだ…と意識できます。

些細なことからでも意識してみましょう♪

 

また、栄養相談は患者さまに向けても随時受け付けております!

お気軽にご相談ください 😀 (※薬局に栄養士が在籍しているかどうかはスタッフにお尋ねください)

 

社員向け栄養相談ですが、今年度も時期をずらして開催する予定です!

次回も栄養相談で実際に使用する資料第2弾を紹介します^^

 

お楽しみに~~!

調剤薬局栄養士
栄養士コラム, 栄養士のつぶやき

こんにちは!!
新潟県三条市にあります あおば薬局 管理栄養士の羽生が担当させていただきます(^^)

4月になりました。春ですね!桜が咲くのが待ち遠しいです。🌸 😆

春は新茶がおいしい季節ですが、お茶に関連して、今月は私が今ハマっているものについて、ご紹介します。🍵

 

それはズバリ、桑の葉茶・さんぴん茶・ルイボスティー!!

 

何だか聞いたことある名前ね~なんて思った方もいらっしゃるのではないでしょうか 😕 

実際に飲んでいる方もいると思いますが、なんとなく飲んでいて、
お茶が体にもたらす効果までは知らない方が多いのではないでしょうか。
順番に簡単ではありますがご紹介していきたいと思います(*^。^*)

(ここから書く(味)は私が飲んでみての個人的な感想です!!)

〇桑の葉茶
  蚕(かいこ)のエサとして利用されている桑の葉を干してお茶にしたもの

  味)緑茶に近い味でクセが無く香ばしい

  効果)・糖の吸収を防ぎ、血糖値の上昇を抑える
     ・便秘の改善
     ・血圧・血中コレステロール値上昇の抑制

 

  小腸内で糖質が体に取り込まれるのをブロックする働きがあるので、食前に飲むとより効果的です。

〇さんぴん茶
 沖縄定番のお茶、ジャスミンの花の香りをつけたお茶

  味)ジャスミン茶に似ている、というかほぼジャスミン茶
    癖が強く、好き嫌いが分かれるかも…?

  効果)・リラックス効果
     ・ストレス解消効果

〇ルイボスティー
  南アフリカ共和国でとれる低木からつくられる

  味)ほうじ茶のような香ばしい味わい

  効果)・抗酸化作用があるため、シミやしわ、たるみをできにくい肌にする効果がある 
     ・リラックス効果
     ・むくみ解消効果
     ・便秘対策効果(硬くなった便を柔らかくしてくれる)

 

また、桑の葉茶とルイボスティーにはカフェインが入っていないため、お子さんや妊婦の方なども安心して飲むことができます。他にも麦茶、そば茶、黒豆茶など、穀物から作ったお茶はノンカフェインのため、カフェインをとれない方、とりたくない方にはおすすめです。

 

 

(注)今回紹介したものは薬ではなくあくまでお茶ですので、著しい変化が出るわけではありません!!

健康を維持するためには継続して飲むことで効果が得られます。

 

 

この他にもどくだみ茶、はと麦茶、黒豆茶など、健康にいいと言われているお茶たくさんあります!

最近、コンビニでは水出しペットボトルで売っているのもありますし、粉末やティーバックで売っているのもスーパーで見かけます。
ぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか(*^▽^*)

 

そして最後に、お茶を使ったレシピ、今回はルイボスティーのゼリーをご紹介します!

小さいお子さんからお年寄りまで気軽に食べられるゼリーです。
満腹感があるのに低カロリー!ダイエット中の方にもおすすめです (^^)

 

低糖質・低カロリースイーツ 
ルイボスティーゼリー
【材料(4人分)】※容器4個分

〇ルイボスティー
(ティーバック)・・・1袋

〇水・・・・・・・・500ml

〇ゼラチン・・・・・・10g

〇砂糖・・・・・・・小さじ1

◇お好きな果物・・・・適量

◇レモン汁(お好みで)・・適量

 

 

【作り方】

1)500mlの水を沸騰させてティーバックを入れ、5分煮つめる。

  味見して薄いようならもう少し煮詰めて、お好きな濃さにしましょう

(メーカーによって違う可能性あるので、お持ちのティーバックの袋の表記通りで大丈夫です。)

2)時間になったらティーバックを取り出し、砂糖とゼラチンを入れて、よく混ぜる。

3)ゼラチンが完全に溶けたら容器に入れる。

4)粗熱が取れたら、ラップをして冷蔵庫に入れ、冷やし固める(1時間程度)

5)フルーツなど、お好みの飾りをそのままゼリーにのせたり、

  ゼリーを切って果物と一緒に盛り付けても、お好きな様に盛り付けたら完成♪

 

ポイント

レモン汁を少量かけたらさわやかな味に仕上がります。

ペットボトルのものでも簡単に作ることが出来ますが、ティーバッグの方がお好みの濃さを調整できます。

ルイボスティーは特に果物との相性が抜群で、少ない砂糖の量でも果物の甘さで満足感が得られます!!

 

いかがでしたでしょうか

今回はルイボスティーで作りましたが、ほかのお茶でも代用できます。

段々と温かくなってきたこれからの季節、水分もしっかりとれるゼリー

ぜひぜひお試しあれ  😀 

 

 

最後まで読んで下さりありがとうございました。

次回の栄養士ブログもお楽しみに~~🍓🍓🍓

 

調剤薬局栄養士
栄養士コラム, 栄養士のつぶやき

こんにちは! 😀 

 

新潟県新潟市中央区にあるあおば薬局女池店で勤務している管理栄養士 土田が担当させていただきます。

近年、SDGsとその達成のための取り組みが注目を集めていますよね!

テレビなどでも取り上げられていることが多いので聞いたことがあると思います 💡 

SDGsとは世界の人々がこの地球で暮らして続けていくために、2030年までに達成すべき目標のことです。

 

食品ロスの削減SDGsのひとつです!

これは、食べ残り、売れ残り、期限が近い…といった理由でまだ食べられる食品が大量に捨てられる問題です。

日本は1人当たり1日130g(=茶碗約1杯分)の食品ロスが生まれていると言われています。

SDGsの目標では、

『2030年までにお店や消費者のところで捨てられる食料(1人当たりの量)を半分に減らす』を掲げています!

 

では、①なぜ食品ロスが減らないのか?②おうちでも食品ロスを減らす工夫はあるのか?

この2つについてみていきます 😯 

①なぜ食品ロスが減らないのか?

食べ残しをしない、食品を捨てないことは大切ですが、私たちの手元に食品が届くまでにどれだけのロスが発生しているか知ることも大切なことです。

 

例えば、コンビニで売られているサンドイッチ

開けてみると、食パンやレタスの葉、トマトの輪切りなど本当にいい部分しか使われていませんよね 🙄 

また、スーパーなどで売られている野菜ではにんじんやきゅうり、トマトなど・・・まっすぐで形のきれいなものが多いと思います。

 

野菜や果物はすべての食べ物の中でも捨てられる割合が高く、りんごに例えると1年間に3.7兆個に相当するそうです…!

 

お魚は漁業で網にかかっても全体の8%がひどく傷ついていたり死にかけているため市場には出さないそうです。これは30億匹のサーモンに相当します 😯 

これらのことから、収穫されてお店に並ぶまでに多くのロスが発生していることが分かります!

 

そして、私たちの手元に届いてからの家庭食品ロスも全体の約半分を占めています。

 

②おうちでも食品ロスを減らす工夫はあるのか?

 💡 作りすぎない!買いすぎない!もったいないを意識! 💡 

 

✓必要な分だけ買う

買い物前に冷蔵庫にあるものをチェック!

まとめ買いを避け、必要な分だけ買って食べきる

すぐ調理する食材はお店の食品棚手前から!

 

✓食べきれる量を作る

皮ごと食べられるものは皮ごと調理!

野菜は冷凍・ゆでるなど下処理をしてストック!

作る量をその日に合わせて調節!

 

1人1人が“もったいない”を意識して行動することが大切ですね。

私も今一度気を付けて生活していこうと思います。

野菜の中でもブロッコリーは廃棄率がとても高いです 😯 

今回はブロッコリーの茎を活用したレシピをご紹介します!

里いもとブロッコリー(茎)の七味マヨ

【材料】(2人分)

・里いも           2個

・ブロッコリーの茎      1株分

・塩             少々

Aしょうゆ          小さじ1/2

Aマヨネーズ         大さじ2

・干し桜えび         大さじ1

・七味唐辛子         適量

 

【作り方】

①里いもは2cm角に切り、塩少々(分量外)をまぶし洗ってぬめりを取る。ブロッコリーの茎は根元の硬い部分を少し切り落とし、表面の厚い皮をむいて細切りにする。

②里いもとブロッコリーの茎を沸騰した鍋に入れてゆでる。どちらも柔らかくなったらザルに上げて水気を切る。

③ボウルにゆでた里いもを入れ、塩を加えてフォークでつぶす。そこにAを加えて混ぜる。

④③にブロッコリーの茎、干し桜えびも加えて和える。

⑤器に盛り、七味唐辛子を振ったら完成!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

次回の更新もお楽しみに~!

【参考資料】

1) https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/about/

2) https://www.dietitian.or.jp/features/focus/20211206.html