新着情報

介護施設栄養士
栄養士だより

皆さんこんにちは!
今月の栄養士だよりを担当します、つつじガーデン坂井桑原です。
どうぞよろしくお願いします

 

11月に入ってからは、気温が下がり暖房が欠かせない季節になってきました。

寒暖差で体調の変化が起きやすくなりますが、日々の食事からしっかり栄養をとって、健康に過ごしていきたいですね。

 

今回は、私が勤務しているショートステイの食事についてご紹介します。

ショートステイとは、短期間入所して日常生活全般の介護が受けられるサービスのことです
宿泊施設の為、朝食・昼食・夕食の3食を提供しており、当施設では15時におやつも提供しています
昼食やおやつの時間を活用して、「食」を通した楽しみも企画していますよ

 

献立は、主食(ごはん)+汁物(みそ汁)+主菜(おかず)+副菜(つけあわせ)を基本に考えています。
ご利用者様が日常的に食べている家庭的な食事、記念日やお祭りなどの行事に合わせた特別メニューも取り入れています。

下の写真は、11月8日の昼食に提供したメニューです。
ごはん(主食)、みそ汁(汁物)、豚肉のしぐれ煮(主菜)、かぼちゃの炒め物(副菜)、パイン缶(デザート)です

 

その他に・・・

パン食の時は、レーズンパン・たまごサンド(主食)、ロールキャベツ(主菜)、大根の和え物(副菜)、みかん缶(デザート)

 

麺食の時は、醬油ラーメン(主食)、じゃがいもの炒め物(主菜)、煮豆(副菜)、フルーツカクテル缶(デザート)

 

11月は、天ぷらさんまなど5種類のおかずをご用意した昼食バイキングを行う予定です
12月には、クリスマスや大晦日の行事食も予定していますよ(*^^*)

 


栄養バランスがとれた食事
にするには、色々な食品を取り入れることも大切です!

食品はそれぞれの持つ栄養素によって6つの食品群に分けることができます。

1日に6つの食品群からまんべんなく食品を摂取すれば、バランスのよい食事になりますよ

 

 

 

主食・主菜・副菜をうまく合わせて、バランスのよい献立を意識してみましょう(^^)/

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました

次回の栄養士だよりもお楽しみに~

 

介護施設栄養士
栄養士だより

みなさん、こんにちは。

今回ブログを担当します、つつじガーデン三条裏館の伴内です。

よろしくお願い致します。

 

秋といえば、スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋・・・

いろいろありますが、なんと言っても食欲の秋ですね!

これからの時期は、新米ぶどうさんまなど、秋ならではの味覚の収穫が待ち遠しいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旬の食材や好きな食べ物を、いつまでも美味しく食べたいですね。

 

高齢になると、だんだん飲み込む力が弱くなり、「嚥下障害」になる方がいらっしゃいます。

今回は嚥下障害について少しお話します。

嚥下障害とは、飲み込む動作が上手くできない状態を言います。

食べ物をうまく飲み込めないと食事がしにくくなるので、低栄養や脱水、喉に詰まって窒息の可能性があります。

 

下記のような症状があったら要注意です。

・むせる
・噛んで飲み込めなくなる
・食事量が減る
・食事のあと声がかすれる(飲み込めなくなると口の中に食べ物が残り、痰が絡みやすくなるため)

また、食べ物にも気を付けなければなりません。

・パサパサしているもの(パン、ゆで卵、焼き魚など)
・ベタベタしているもの(餅、団子)
・かたくてまとまりにくいもの(こんにゃく、たこ、いか、ごぼうなど)
・サラサラした液体
 
これらは、むせたり詰まったりしやすいものです。

施設で実際に行っている嚥下障害の改善方法をご紹介します。

①リラックスする
 施設では、食事前に軽い体操を行っています。
 体操や深呼吸をすることで、体をリラックスさせます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②「飲み込みましょう」と声をかけ、飲み込むことを意識してもらう
③おかずに「あん」をかけたり、ペースト状にする
④発声練習をする
 「パ・タ・カ・ラ」の4音を大きな声で繰り返し発声し、嚥下に関わる器官を動かします。
 「パ」「タ」・・・口唇と舌の筋力を鍛えます。
 「カ」・・・食道につながる喉の奥を動かします。
 「ラ」・・・食べ物を喉の奥に送るスムーズな舌の動きを鍛えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

嚥下機能を鍛え、秋の味覚を思う存分楽しみましょう!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

介護施設栄養士
おやつ, つつじガーデン三条, 施設レク, 栄養士だより

皆様こんにちは(^^)/

今月の栄養士だよりつつじガーデン三条の有田が担当いたします。

どうぞよろしくお願いします♪

 

8月は各地で最高気温が更新になるなど記録的なとなりましたね。

 

新潟県では6月から8月末までで約900名の方が熱中症で緊急搬送され、

そのうちの400名ほどが住居内での発症となっているようです。

(参考資料:新潟県庁ホームページ内 熱中症緊急搬送状況)

 

室内でも熱中症が起こることはご存じかと思いますが、

9月も暑さが続きそうですので外出時に限らず室内でも水分補給をして

熱中症や脱水には十分お気を付けください▲

また水分補給については7月の薬局栄養士のコラムであがっていますので

ぜひそちらもご覧ください♪

 

 

 

さて、つつじガーデン三条では毎日スポーツドリンクお茶コーヒーなどを

飲んでいただき、こまめ水分補給を心がけています。

 

そして今回のおやつレクは、脱水予防のお話とともに

夏らしいジュースを飲んでいただこうと思い、

レク企画しました!

 

果物を入れたサイダーに様々な味のかき氷シロップを混ぜ、

おいしいジュースを作りました 💡 

 

            かき氷シロップは

いちごメロンパインブルーハワイピーチぶどうみかん
                   

                                                                                   の7種類を用意しました。

お好きなかき氷シロップを利用者様に選んでいただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きれいな色だね~』『甘くておいしいよ

水分が多く摂れない方もゴクゴクと飲んでくださいました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は おやつレクとしてジュースを飲んでいただきましたが、

砂糖の入った飲み物は水分補給としてはあまり向いておらず

毎日何杯も飲んでいると糖尿病など生活習慣病のリスクもあります。

ですが、いつもは水やお茶を飲んでいても

〖甘いジュースが飲みたい〗ときもありますし

水やお茶は量が飲めないけれど〖甘い飲み物なら水分が摂れる〗

という方は少なくないと思います。

 

        高齢者は  *体内の水分量が成人よりも少ない状態にあること

                *筋肉量、内臓機能の低下

                *全体的な食事量の減少

                *喉の渇きを自覚しにくい

                *頻回の排尿を避けるために水分を控える

                *利尿作用をもつ薬の服用により体液を失いやすい

        などの理由から脱水になりやすい傾向にあります。

 

高齢の方には水分摂取がとても大事になりますので、

飲み物の種類にこだわりすぎず、水やお茶よりも甘い飲み物を好まれる方には

量や頻度を考えて甘い飲み物を飲んでいただくのも〇ですね 😉 
 

また、飲み物でなくても食事から水分を摂ることができます。

果物を多く食べたり、おやつにゼリーを食べたりするだけでも水分は取れます!

 

9月も一緒に脱水を防ぎましょう(・o・)

 

 

そして水分摂取と併せて、この時期気を付けたいのはバテです。

冷たい食べ物ばかり食べていませんか. . . ?

 

暑いからと言って冷たいものばかり食べていると

夏バテの原因・悪化につながる可能性があります。

 

夏バテに良いとされている栄養素はビタミンB1クエン酸です。

食欲不振や疲労感、だるさ等がみられるときはビタミンB1不足かもしれません。

ビタミンB1豚肉うなぎ枝豆などに含まれており、

エネルギー作りを助ける働きから、疲労回復食欲増進に効果があります。

またにんにくねぎに含まれるアリシンといっしょに摂ると

吸収されやすく効果が高まります。

 

クエン酸レモン梅干しお酢などに含まれており

ミネラルを吸収しやすくしたり、疲労感を軽減したり、

胃液の分泌を促す効果があります。

最近はクエン酸のタブレットなども、お店で見かけますね!

 

      さらに、、、

こしょう・わさびカレー粉などの香辛料

大葉みょうがセロリねぎなどの香味野菜は

食欲アップにつながりますのでぜひ取り入れてみてください。

 

 

食事や飲み物で残暑を楽しみながら乗り切りましょう♪

 

最後まで見て頂きありがとうございました☆

また次回もお楽しみに(^O^)