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2023.04.12

パッケージに注目!

介護施設栄養士
栄養士だより

皆さんこんにちは!

今月の栄養士ブログは、つつじガーデン坂井の管理栄養士平原が担当します。

 

4月から新生活を始める方も多いのではないでしょうか?

新生活は疲労でクタクタ、お惣菜やコンビニ商品にお世話になる方も多いと思います。

そんな時に気にしてほしい「栄養成分表示」についてお話します!

 

スーパーで売られているハムや豆腐など、パッケージに記載されている

栄養成分表示を気にして見たことがある方はいらっしゃいますか?

包装容器に入れられた加工食品及び添加物には

栄養成分表示が義務付けられているのです。

 

★義務付けられている成分は以下の通りです。

・熱量(エネルギー)

・たんぱく質

・脂質

・炭水化物

・ナトリウム=食塩相当量

 

 

 

 

 

 

これはある商品の栄養成分の1例です。

表の①②③④に注目してみましょう!

 

①栄養成分表示には、「〇g(〇枚、〇個)当たり」という記載が必ずあります。

 ここをよく見ないと、栄養成分の正しい量を知ることができません。

 ペットボトル飲料のほとんどの商品では、100ml当たりで表示されています。

 つまり500mlのペットボトルを1本飲むと、栄養成分表示に記載されている5倍、

 熱量などを摂取していることになるのです。

 

②栄養成分表示を見る時、1番気にしている部分ではないでしょうか?

 おおよそ1食のエネルギー必要量は、男性で約700~800kcal、女性で約500~600kcalです。

 お惣菜を購入する際は、その商品が何kcalか参考にしてみてください。

 コンビニやスーパーでおやつを買う際、約200kcal/日を目安に選んでみましょう!

 

③コンビニでの食事はおにぎりやパンなど、単品で済ませがちになってしまいます。

 すると、炭水化物や脂質に偏ってしまい、たんぱく質が不足してしまいます。

 肉、魚、卵、乳製品をプスし、たんぱく質も忘れずに取るようにしましょう。

 

④既製品を購入すると、思っているよりも食塩が多く含まれていることが分かります。

 1日の目標量は、7~8gです。

 少し難しい値ではありますが、おみそ汁を控えたり、

 麺類を購入した時、スープは残したりするなどの工夫で

 無理なく控えることから始めましょう。

 

既製品を購入する時、パッケージの栄養成分表示をちょっぴり、

気にしてみてはいかがでしょうか?

次回の栄養士ブログもお楽しみに♪