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2022.11.02

甘酒ってからだにいいの!?

調剤薬局栄養士
栄養士コラム

こんにちは(^.^)

新潟県新潟市にあります あおば薬局女池店 管理栄養士 矢村が担当させていただきます。

よろしくお願いいたします!

 

少し前にブームとなった『甘酒』についてです(^.^)

私は、甘酒を定期的に醸造所や自然食品販売店などで購入して飲む習慣があります。

もちろん、お料理に使うことも!

 

寒くなってきたので、温かい甘酒が身体に沁みますよね…!

そんな『甘酒』がなぜブームとなったのか?身体にどんなはたらきをするのか?について紹介したいと思います!

 

甘酒には『米麹』と『酒粕』の2種類あり、違いは3つあります!

 

①作り方

▽米麹の甘酒:蒸したお米に麹菌を繁殖させたものです。お酒・みりん・味噌などは米麹を発酵させて作ります。

▼酒粕の甘酒:米麹に酵母菌を加え発酵させて作ります。栄養価がとても高いといわれています。

 

②アルコール

▽米麹の甘酒:ノンアルコール

▼酒粕の甘酒:アルコール入り

 

③栄養成分の違い

▽米麹の甘酒:米麹の発酵により、ビタミン類を作ります。麹菌の発酵により、お米のでんぷんを変えて自然な甘みを作ります。

▼酒粕の甘酒:たんぱく質や食物繊維、ビタミン、ミネラルなどが含まれています。

 

これらを見ても、栄養素が豊富に含まれているため、身体に良さそうですよね!

 

先ほどから何度か出てくる『麹菌』に注目します!

麹菌は、麹菌が生み出す酵素の力によって、体内での消化や吸収が効率よくできるようになったり、腸内環境が良くなったりします。さらに、麹菌は豊富なビタミンやミネラルなどの栄養素をつくり、免疫力の向上や疲労回復にも関係しているといわれています!

 

身体にいいことづくしですが…甘酒はカロリーが高く、アルコールを含んでいるものがあるため、血糖値の高い方やに妊婦さんは十分注意が必要です!

これからの時期、風邪をひきやすくなりますが、ぜひ甘酒を飲んでみてはいかがでしょうか(^.^)/~~~

 

今回のレシピは、米麹甘酒を使った『里芋ドライカレー』をご紹介します!

《材料》(2人分)

・合挽き肉…200g

A塩…少々

・カレー粉…小さじ2

・里芋…2個

・玉ねぎ…1/2個

・しょうが…1片

・にんにく…1/2片

・オリーブオイル…小さじ2

・ローリエ…1枚

B米麹甘酒(無加糖)…1カップ

Bカットトマト缶…100g

Bコンソメ顆粒…小さじ1

・しょうゆ…小さじ1/2

 

《作り方》

下準備

合挽き肉にAを加えて揉みこみ、ひとかたまりにまとめておく。里芋は皮を剥き、2㎝角に切る。玉ねぎ・しょうが・にんにくはみじん切りにする。

①フライパンにオリーブオイル、しょうが、にんにく、ローリエを入れ、弱火で加熱する。香りが出たら、玉ねぎを加えて中火で炒める。玉ねぎがしんなりしてきたら、端に寄せて、合挽き肉の塊をハンバーグのようにして両表面焼く。

②挽き肉の表面に焼き色がついたら、ポロポロになるようにほぐして、玉ねぎと混ぜる。さらに里芋も加えて炒める。里芋に油がなじんだら、Bを加えて、水分を飛ばすように中火で10分程煮込む。しょうゆを加えて混ぜ、火を止めローリエを除く。

③器に盛ったら完成!

 

来月のブログもお楽しみに~~(^_^)/