10月の栄養士ブログを担当します、つつじガーデン坂井の平原です。
ようやく暑い夏が終わり、秋がやってきました!
読書の秋、スポーツの秋・・・などありますが、
やはり管理栄養士として気になるのは「食欲の秋」ですね!
秋は、さつまいも、くり、かぼちゃをはじめとして、サンマやきのこなど、
おいしいものであふれています!
今回のブログでは、「きのこ」を紹介したいと思います。
きのこは、しめじ、えのき、舞茸、しいたけ、マッシュルーム、エリンギなど
たくさんの種類がスーパーで売っています。
価格も安定しており、比較的安く手に入るため、
節約食材として重宝している方も多いのではないでしょうか?
そんな魅力たっぷりきのこの豆知識について、お話したいと思います。
①食物繊維
えのき、しめじ、なめこなどには、1パック当たり約2~3g食物繊維が含まれています。
日本人は、どの世代でも食物繊維が不足していると言われています。
カレーや煮物、これからの季節においしい鍋は、きのことの相性抜群なので
いつもの材料にきのこをプラスすることで、手軽に食物繊維を取ることができます。
②うま味成分
きのこには、うま味成分の「グアニル酸」が含まれています。
昆布だしが効いた料理にきのこを入れることで、
昆布のうま味成分「グルタミン酸」ときのこのうま味成分「グアニル酸」、
2種類のうま味成分が入り、「うま味の相乗効果」でうま味が一段と強くなります。
うま味が強い料理は、塩味を引き立てる効果があるため、
煮物やみそ汁にきのこを使うと、おいしく減塩できます!
③ビタミンD
骨を強くすると言えばカルシウムですが、
そのカルシウムの吸収を良くしてくれるがビタミンDです。
ビタミンDは、きのこの中でも舞茸やエリンギに多く含まれています。
乳製品を使う料理にきのこを入れることで、
乳製品に含まれるカルシウムを効率よく摂取できるのです!
シチューやクリーム煮などに入れてみてはいかがでしょうか?
料理の味を邪魔せず、栄養たっぷり・かさ増しもできるきのこを食べて、
おいしく健康な秋を過ごしてください!
来月の栄養士ブログもお楽しみに♪