お彼岸の時期がやってまいりました。このお彼岸、年に2回、3月、9月にありますが少々違いがあるのをご存じでしょうか?
3月の春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日、9月の秋分の日は「先祖をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日とされています。
そして、このお彼岸、もう一点微妙に違う点があります。
それは、「おはぎ」「ぼたもち」どっちなの問題です。
ちなみに、おはぎは「粒あん」を使用したもので、ぼたもちは「こしあん」を使用したものを言います。
今やスーパーではどちらも買うことができ、あんぱん感覚で好きな方を選ぶことができますが、 本来は3月のお彼岸では「ぼたもち」を食べるのが一般的でした。
それはなぜか?
主原料である 小豆 の旬は秋であり、収穫したての小豆は皮が柔らかく、皮を残したままの状態であんこに出来るが、それ以外の季節ではあずき自体が硬くなり、口当たりが悪い為、しっかりすり潰してからあんこにするため、時期によってあんこに違いがあり、春は「ぼたもち」秋は「おはぎ」となるのが一般的なようです。
例に習って本日は「ぼたもち」を作っていただきました!
あんこだけではさみしいので、きな粉をも使っていきましょう!
全員の協力で立派なお彼岸を迎えることができました!
早いもので今年ももう一ケ月が過ぎましたね。
正月の出来事も何だかぼやけてまいりました。
本日のお題にもありますと通り、「節分」の行事と相成ります。
皆様、節分と言ったら何を想像するでしょう?
ほとんどの方は 豆まき と答えるかと思います。
そして 恵方巻 っと答える方もいるかと思います。
ただ、どうです? 恵方巻? 子供の頃そんな言葉知ってました?
私が知っている節分の歌にはそんな歌詞は一切出てきてはいませんでしたが・・・
いつからですか?恵方巻がこんなにも世間に浸透したのは!
海苔巻き業界の陰謀ですか?
そこでちょっと調べてみました。
まぁなんでしょう諸説が飛び交っていて正直わかりませんが、起源や発祥は、江戸時代から明治にかけて、いわゆる海苔巻きを食べることで、商売繁盛や無病息災を祈願する風習が始まりだとか・・・
しかし、この風習も多分ごく一部の間でしか行っていなかったのでしょう。
まだまだ、市民権を得るまではこの習慣は根付ていなかったはずです。
しかし、2000年に入り、徐々に 恵方巻 の風習が全国に認知され始めることとなります。
恵方巻の全国展開に一役買ったのが、爆発的に全国に広がったコンビニだという説が大きいようです。
あの、某コンビニチェーンが1998には 恵方巻 として販売を開始したというのですから間違いないでしょう!
コンビニ業界では2月は売り上げが落ちるようで、節分に便乗して縁起の良いものを販売しようと始まったのが、今現在ここまで広まったってんだから、なんだか不思議なもんです。
当施設ももれなく恵方巻に便乗させていただきます。
さすがに丸々一本とはいきませんが、小さくても願いを込めて恵方巻きです!
皆様久しぶりの精進寿司に喜んで下さいました。
そして、毎年恒例 豆まき となります。
突然の鬼の登場に、豆をまくのを忘れて怯えてしまっています。
それでも、勇気のある方が一生懸命豆を投げて下さり、無事今年も鬼退治成功となりました。
しっかり、外にも豆まきしてくださいました。
鬼退治も無事終了し、お楽しみのモグモグタイムです。
本日のおやつは 恵方巻風ロールちゃん です。
ここでも恵方巻に便乗しちゃいましょう。
今年は 東北東微東 です。
皆さん、しきたりに習い、同じ方角を向き、願い事を祈りながらモグモグタイムです。
今年も良い年となりますように。
それではまた。