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2023.03.15

春野菜の時期ですね~

介護施設栄養士
栄養士だより

皆様こんにちは 🙂 
つつじガーデン宮内 栄養士の嶋田です 🙂

スーパーに春の野菜や果物が並んできて、雪国の長い冬が終わったなーと感じて心が明るくなりますね。
今回は、私の大好きなキャベツについてです 🙂

【キャベツの旬は3回】
キャベツは、11月~2月が旬の「冬キャベツ」、3月~5月が旬の「春キャベツ」、7月~10月に高原など涼しい地域で作られる「夏秋キャベツ」に分類されます。
もともとキャベツは冷涼な気候(15~20℃)を好み、夏場の栽培が難しい野菜でしたが、品種改良や産地もリレー式にすることで、一年中新鮮なものを食べることが可能になりました。

【栄養価はしっかりとあります】
キャベツは水分量の多さや、葉の色が薄いため、栄養価が無さそうと思われがちですがたくさんの栄養価が含まれています。
・ビタミンU…胃酸の分泌を調整したり、胃の粘膜を修復します。
・ビタミンC…老化の原因を取り除いてくれ、免疫力を上げます。
・食物繊維…腸内環境を整え、便秘などの症状を改善するとされています。
・葉酸…代謝に関わっているので体の発育にも大切。
・カリウム…体の余分なナトリウムや水分を排出する作用があります。

【栄養を効率よく食べる方法】
効率よく食べる方法は生で食べることです。ビタミンCやカリウムは水に溶けだしやすく、特に食材の断面から損失します。
切ってから洗うよりも、洗ってから切ると栄養の損失を抑えることが出来ます。
茹でる場合は水に溶け出した栄養素をゆで汁ごと食べられるスープなどがおすすめです。

【おすすめ料理】
簡単に作れ、誰もが知っている料理ですが、旬の食材の良さを引き出す料理を紹介します。

~春キャベツのコンソメスープ~
<材料>
春キャベツ     2枚
水       400cc
コンソメ      1個
塩・こしょう   少々

①キャベツを洗います。
②鍋に水、コンソメ、塩、こしょうを入れ沸騰させます。
③キャベツをちぎりながら鍋に入れます。
④キャベツがお好みの軟らかさになったら火を止め、盛り付けて出来上がり。

次回もお楽しみに!