こんにちは!
新潟県新潟市中央区にある、あおば薬局女池店の管理栄養士 森田みずきと申します。
今月のブログを担当させていただきます。よろしくお願い致します(^^)/
7月になりましたね!じめじめした梅雨の時期も終わり、夏がやってきますね(*^-^*)
夏になると、辛い物やすっぱいもの、冷たいものが食べたくなりますよね!
個々人で好みは違うと思うのですが、私は、夏になると特に「すっぱいもの」が食べたくなります。
「すっぱいもの」の代表格と言えば、「お酢」!!
お酢は体にいい、ということを聞いたことがある方も多いと思います。
では、お酢のどんな成分が体にいいのでしょうか??どんな効果があるのでしょうか??
今回のブログでは「お酢の力」について深く掘り下げていこうと思います(^^♪
- お酢に含まれるすっぱい成分「酢酸」について
お酢の成分で一番有名なものは、文字通り「お酢」の「酸」と書く「酢酸」です。
お酢を食べてすっぱいと感じるのはこの「酢酸」と呼ばれる主成分に由来します。
そのほか、クエン酸、酒石酸、コハク酸など、お酢には100種類ほどの酸が含まれているんです!
- お酢の効果について
では、そんなお酢の効果について、いくつか紹介したいと思います☺
・血圧を下げる効果
お酢に血圧を下げる効果があるのは、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
酢を調味料に使用すると相対的に塩分使用率が下がり、血圧が下がる、ということももちろんありますが、最近の研究では、お酢の中の酢酸という成分が、血圧を下げる働きがあると考えられています。
約大さじ1杯(15ml)の食酢を毎日摂取することで、摂取していない対象群と比較して、優位に血圧が低下した1)という研究結果が出ています!
また、酢酸を含む食品は、「血圧が高めの方に適する食品」としての表示が認められています。
特定保健用食品、一般的に「トクホ」と呼ばれているものです♪
血圧が気になる方は、お試ししてみるのもいいかもしれませんね!
・食欲増進効果
暑い夏、夏バテなどでどうしても食欲がわかない日があると思います。
酢には、食欲を増進させる効果も持っています。
梅干しやレモンの写真を見ると、口の中に唾液が溜まりませんか?
酸を多く含む食品は、胃酸や唾液の分泌を促し、食欲を増進させる効果があります。
・疲労回復効果
そもそも「疲れ」というのは何かというと、「乳酸」という疲労物質が体の中に蓄積しているときに、私たちは「疲れたな」と感じています。
乳酸は自然と代謝され分解していきますが、その代謝を助ける働きを持つのが「酸」です。
酢にはクエン酸や酢酸が含まれているため、疲労回復に効果があると言われています。
・保存性を高める
お酢には、食品の保存性を高める効果があります。
有名な食品として、魚の酢締めや、ピクルスなどが挙げられます。
酢には、腐敗の原因となる雑菌を殺菌する効果があるため、長期保存が可能になります。
- お酢を使ったレシピを紹介
このように、お酢にはたくさんの効果があることが分かりました(^^)
お酢の力をうまく活用して、暑い夏を乗り切っていければいいですね。
最後に、お酢を使ったレシピを紹介して、今回のブログを終わりたいと思います!!
ご紹介するレシピは・・・「簡単!混ぜ込み ちらし寿司」です!
【作り方】
①きゅうりは小口切りにし、●塩をふる。
②カニカマは細かく裂いておく。
③鶏卵2つをボウルに割入れ、〇砂糖を入れよく混ぜ、〇サラダ油をしいたフライパンで炒り卵を作る。
④豚ひき肉をフライパンに入れ、◆酒、◆しょうゆ、◆砂糖を入れて、汁気がなくなるまで煮詰める。
⑤ごはんにⒶを入れて混ぜ、粗熱をとる。
⑥⑤のうえに①~④を飾り付けて完成!よくまぜてお召し上がりください♪
暑い夏、食欲がない時は酢飯が大活躍します!
ちらし寿司というと手間がかかるイメージがありますが、このレシピなら簡単に作ることが出来ますので、
ぜひ作ってみてくださいね(*^^*)
では、今回のブログはここまで!ご覧いただきありがとうございました。
次回のブログもお楽しみに~~~(^^)/~~~
【参考】
1)mizkan,https://www.mizkan.co.jp/health/sunochikara/high-blood-pressure/