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2023.09.27

食欲の秋の食べ過ぎを防ごう!

介護施設栄養士

こんにちは!
つつじガーデン白根の佐藤です。

いつの間にか、セミの声がコオロギの声に変わり、季節はどんどんと秋に近づいてきました。
「実りの秋」ともいわれ、夏の日差しを受け栄養をたっぷり含んだおいしい旬の食材が食卓に並び、つい食べ過ぎてしまう方も多いのではないでしょうか?
日光を浴びると、私たちの脳は『セロトニン』と呼ばれる物質を分泌します。
セロトニンは別名『幸せホルモン』とも呼ばれ、“精神を安定させる働き”“食欲を抑える働き”の二つの働きを持っています。
夏と比べて日照時間の短くなる秋にはセロトニンの分泌量が減少するので、食欲を抑える働きも弱くなり、食欲が増してしまうと考えられます。

~セロトニンの分泌を促す4つの方法~

①からだを動かす
一定のリズムでの運動は、分泌を促します。
ウォーキングやジョギングなども効果がありますが、日常生活でリズミカルに掃除機・モップがけを行うこともおすすめです!

②トリプトファンを摂取する
必須アミノ酸の一つである『トリプトファン』は、セロトニンをつくりだすための原料になります。トリプトファンはチーズやバナナ、マグロなどに多く含まれています。

③夜はよく眠り、朝は太陽の光を浴びる
良質な睡眠は、セロトニンの分泌を促します。また、朝起きた後に太陽に光を浴びることで体内時計がリセットされ、不規則な睡眠によって減少しがちなセロトニンの分泌が正常に戻るといわれています。

④気分転換&リラックス
ラベンダーやカモミールの香りはセロトニンの分泌によいとされています。よい香りでリラックスし、気分転換しましょう!

~食べ過ぎを防ぐための食事・調理のポイント~

◎食べる順番に配慮する
きのこや海藻などカロリーが低く、食物繊維を豊富に含む食べ物を最初に食べると、血糖値の上昇が抑えられます。きのこや海藻類の後に、たんぱく質を多く含む主菜(肉や魚)、
次に炭水化物の多い主食(ご飯)を食べるようにしましょう。

◎かむ回数を増やす
食事をよくかんで時間をかけて食べることで満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防ぐことができます。また、食材を大きく切る、食感を残すように固めに調理することで自然とかむ回数がアップします。

ぜひ試してみてください!!!
次回の栄養士ブログをお楽しみに!