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2020.06.01

食中毒を予防しよう♪

調剤薬局栄養士
栄養士コラム

こんにちは!新潟県三条市のあおば薬局の宮口愛祐です 😀 

 

6月!ということで、2020年ももう半分です。

新型コロナウイルスで忙しない上半期でしたね。

 

最近はお掃除をしたり、お菓子作りやパン作りに挑戦したりと

さまざまな挑戦をされた方も多いかと思います。

はじめは戸惑いましたが、慣れてくると「あ!こんなことしてみよう!」と

普段できないことをしておうち時間を楽しめるようになりますね。

 

 

今日は簡単レシピをご紹介します。

おうち時間でぜひお試しください♪

鶏南蛮つけ蕎麦

材料(2人分)

・そば

・長ねぎ

・しいたけ

・しめじ

・鶏もも肉

 

2束

80g

20g

40g

100g

 

・ごま油

○だし汁

○しょうゆ

○みりん

○酒

.
小さじ1

400ml

大さじ2

大さじ1/2

小さじ1

作り方

1)鶏肉は一口大、長ねぎは4㎝のぶつ切り、しいたけは薄切りにし、しめじは石づきを取りほぐす。

2)鍋を中火で熱し、長ねぎを入れて素焼きにする。表面に色が付いたら取り出す。

3)鍋にごま油を熱し鶏肉を炒める。表面に焼き色が付いたらしいたけとしめじを加えて炒める。

4)○を全て入れ3分ほど煮立たせる。※アクが出たら取り除く。

5)そばをゆで、冷水で締めて器に盛る。汁椀に4)と2)のねぎを盛りつけて完成♪

★お好みでゆずこしょうを加えても美味しいです(*^_^*)

栄養価(1人分)

エネルギー:392kcal たんぱく質:19.2g 脂質:11.1g 炭水化物:53.3g 食塩1.9g

ポイント★

そばは植物性たんぱく質をはじめ、さまざまな栄養素を豊富に含んでいます。

 

冷たいお蕎麦と温かいおつゆが美味しいお蕎麦のレシピです。

しっかりと手洗いをして作ってみて下さい♪

 

 

引き続きおうち時間を楽しむために、皆さんにぜひ知ってほしいことがあります。

それは・・・・・

 

 

食中毒!!!

 

気温が高く、湿気が多い環境は食中毒菌が大好きな環境です。

 

今回は食中毒の主な3つの原因と対策と、食中毒予防の3原則についてお話させていただきます。

 

食中毒の原因① 生食や加熱不十分な肉

(腸管出血性大腸菌(O-157)、カンピロバクター、サルモネラ菌)

牛や豚、鶏、卵などによって直接、まな板や手指を通して間接的に感染します。

対策

・肉はしっかり加熱する!

・肉や卵を触ったら手を洗う!

・肉を切ったまな板は洗って熱湯をかける!

 

食中毒の原因② 不十分な手洗いや手指の傷

(黄色ブドウ球菌)

皮膚、特に傷や化膿している手指から感染します。

対策

・しっかり手を洗う!傷があるときは絆創膏や手袋をする!

・おにぎりなど直接触るときは手袋やラップを使う!

 

食中毒の原因③ 煮込み料理の長時間放置

(ウェルシュ菌)

カレー、煮魚、野菜の煮つけなどを長時間放置することで菌が繁殖します。

対策

・加熱調理した食品はすぐに冷却し、室温で放置しない!

・食べる際には十分に加熱する!

 

 

★★食中毒予防のための3原則「つけない、増やさない、やっつける」★★

①つけない

・調理の前にしっかりと手を洗う。

・加熱しない野菜は生肉や魚と別のまな板を使うか、熱湯消毒する。

・焼肉は生肉用の箸と焼けた肉用の箸で分ける。

 

②増やさない

・買ったものはすぐに冷蔵庫・冷凍庫へ入れ、早めに食べきる!

※冷蔵庫(10℃以下)では菌の増殖はゆっくりに、冷凍庫(-15℃)では菌の増殖は停止します。

 

③やっつける

・肉は中心までよく加熱する。

・肉、魚、卵を使った後のまな板と包丁は洗剤でよく洗い、熱湯をかけ消毒する。

 

 

いかがですか?家庭でも今日から出来そうなものばかりですね。

できていなかったなあというものがあれば実践してみてください。

 

 

お読みいただきありがとうございました。

みなさんもコロナにも食中毒にも負けないで元気に過ごしましょう!