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2020.07.01

今年の夏を楽しく過ごすために☀

調剤薬局栄養士
栄養士コラム

こんにちは(^^)

今回は富山県富山市大泉本町にあります うさぎ薬局 栄養士松岡 亜矢奈が

担当させていただきます。よろしくお願い致します!

 

7月に入り、いよいよ夏本番☀

新型コロナウイルスの影響もあり、例年通りにとはいきませんが3密を避けながら楽しい夏を迎えましょう!!

楽しい夏を迎えるため3密の他にこれからの季節気を付けなければならないこと、

それは‘熱中症‘です。

今回は適切な水分補給についてお話していきたいと思います!(^^)!

 

皆さんは、のどが渇く前に水分をちゃんととっていますか?私はのどが渇いてから水分を取ることが多いですね…( ;∀;)

人は、自身が感じるよりも汗をかき、水分を欲していて、
最低でも一日に2.5L程の水分が必要といわれています。結構多いですよね…。
しかし、食事からも水分は摂取でき、その量は約1L程です。

残りの1.5Lを摂取するときに気を付けて頂きたいものが3つあります☝

1.利尿作用のある飲み物

カフェインの含まれる飲み物やアルコールには、利尿作用があります。

摂取した以上の水分が体内から排出されてしまうので、水分補給にはあまり向いていません (*_*)

※150㎖あたりのカフェイン含有量

玉露 180㎎
コーヒー(ドリップ)
  (インスタント)
100㎎
75㎎
栄養ドリンク 75㎎
抹茶 45㎎
ココア 45㎎
緑茶 30㎎
紅茶 30㎎
ウーロン茶 30㎎
ほうじ茶 30㎎
コーラ 15㎎


玉露や紅茶にはタンニンというものも含まれており、カフェインの効果を抑える
働きがあるのでそこまで気にしなくてもよいです(*^-^*)

※主なお酒のアルコール度数

〈醸造酒〉  
カテゴリ アルコール度数
ビール 5%
ワイン 14%
シャンパン 12%
日本酒 15%
マッコリ 7%
〈蒸留酒〉  
カテゴリ アルコール度数
ウイスキー 40%~
テキーラ 40%
ジン 40%~
ラム 40%~
ウォッカ 40%~
ブランデー 40%
焼酎 25%
泡盛 35%

[LiquorPage]

アルコールは度数が高いほど利尿による脱水症状が発生しやすいと言われています⚠

2.糖類を含む飲み物

甘い飲み物は、余計にのどが渇く様に感じられ、飲み過ぎにつながります。

また、日常的に飲んでいると肥満や糖尿病のリスクも…

3.スポーツドリンク・経口補水液

汗を大量にかく場合には、スポーツドリンクや経口補水液を飲むことをおすすめします!

しかし、塩分や糖分も含んでいるため、飲み過ぎには注意して下さい⚠

★これらは飲んではいけないというものではなく、嗜好品として楽しみましょう!

あくまで水分補給には適しておらず、飲みすぎに注意していただきたいものです。★

 

水分補給にはやノンカフェインの麦茶などがおすすめです!

適切に飲んで、夏を乗り切りましょう☀

今月のおすすめレシピはこちらです 😀 

~食事からも水分を摂取しよう~
「トマト入り豚の生姜焼き」

材料(2人分)
○トマト
○玉ねぎ
○豚ロース肉
★酒
★しょうがチューブ

1個(150g)
1/2個(100g)
180g
大さじ1
大さじ2/3

〇油
●濃口しょうゆ
●みりん
●砂糖

小さじ1
大さじ1/2
大さじ1/2
小さじ1

作り方
1)トマトは角切り、玉ねぎはくし切り、豚肉は食べやすい大きさに切る。
2)豚肉に★を揉み込み、油をひいたフライパンで炒める。
3)豚肉の色が変わり始めたら、玉ねぎを加え、しんなりするまで炒める。
4)トマトを加え、少し崩れてきたら混ぜ合わせた●を加えて少し炒めたら、火を止めて、お皿に盛り付けたら完成♪

【栄養価】
エネルギー:285kcal たんぱく質:15.9g 脂質:17.6g 炭水化物:13.7g 食塩:0.7g

★ポイント★
・夏野菜であるトマトは水分が多く、ほてった体を冷やす働きがあります。
・しょうがの辛みと、トマトの酸味を効かせることで夏でもさっぱり食べることができます。

最後まで読んで頂きありがとうござます(^^)

次回の更新も楽しみにしていてくださいね♪