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調剤薬局栄養士
栄養士コラム

こんにちは!(^^)!

今回は富山県富山市大泉本町にあります うさぎ薬局 栄養士の松岡 亜矢奈が

担当させていただきます。よろしくお願いいたします!

10月後半から冷えだして、肌寒い季節になりましたね(>_<)

風邪を引いてしまわないように、温かい服装にすることを心がけていきましょう!

 

新型コロナウイルスの感染拡大が少し緩やかになりましたが、油断は禁物ですね(*_*)

まだまだ、お家で過ごす時間の方が長い日々が続くかと思います。

そんな中‘‘コロナ太り‘‘してしまった方も多いのではないでしょうか。

(私もその中の一人です…(+o+))

もうすぐお正月。お正月には美味しいお餅、雑煮、おせちなどをたくさん食べたり、お酒を飲んだりして
もっと太ってしまう可能性が…。

そうなる前に減量してみませんか??(^_-)

 

さて、今回は減量について栄養士の観点からお話していこうと思います♪

1運動

減量するにはやはり運動が欠かせませんよね??

「少しでも痩せたいから、何も食べずに運動しよう!」

逆に、「運動中にお腹すくのは嫌だし、お腹いっぱい食べてから運動しよう!」

なんて思っていませんか?

しかし、空腹のままだと…低血糖による転倒の危険性

    満腹だと…胃に負担がかかり、疲れやすくなる

ですから、運動前には消化が良く、すぐにエネルギーになりやすいものがおススメ!!

お粥、雑炊、うどん、ゼリー飲料などがおススメです。

 

では、運動後は??

たんぱく質ビタミン・ミネラルを補給しましょう!

たんぱく質…肉・魚・豆類・乳製品・卵

ビタミン・ミネラル…緑黄色野菜・海藻・きのこ類・果物

※しかし、食べ過ぎには注意が必要です(^^

 

過度な食事制限をして痩せると、疲労回復が遅くなったり、リバウンドの原因になるので
運動と組み合わせて減量を行いましょう!

 

2糖質制限

減量の為に食事制限をするといえば糖質制限をよく耳にする人が多いのではないでしょうか。

正しいやり方を知らないと体調を崩したり上手く減量出来ないことがあるので、正しい知識を身に付けましょう(^^)/

 

★糖質が多い食べもの

・ごはん・いも類・麺類・砂糖が含まれるもの

 

◇糖質をとり過ぎるとどうなる?

血糖値が上昇し、余った糖が体脂肪として蓄えられてしまう。

→高血糖状態が長く続くと、糖尿病などの様々な病気の原因となります(>_<)

◇逆に糖質が不足するとどうなる?

 疲れやすくなる集中力が低下する基礎代謝が下がる老けて見えるなどの多くの悪影響があります。(*_*)

 

◇これらを踏まえて、正しい糖質制限とは何か?

× 主食(ごはんや麺、パンなど)を食べすにおかずばかりたくさん食べる

× 主食を食べない代わりに、お菓子を食べる

→糖質を控えて摂取エネルギーを減らしたつもりでも、脂質や塩分が過剰となりやすく、結果的に摂取エネルギーが過剰になり、
太ってしまう可能性大!

◎ごはんはお茶碗1杯。腹八分目を心がける。

◎糖類が多く含まれるお菓子は少量のみ食べる。お菓子はナッツチーズがおススメです♪

バランスよくしっかり食べることで、結果的に痩せやすくなる!

 

減量中でも美味しく食べたいあなたにおすすめな低エネルギーレシピ♪

11月頃が旬の食材をたっぷり使ったきのこの和風お豆腐グラタン

 

 

材料(2人分)
・えりんぎ…1/2パック
・えのき…1/2袋
・まいたけ…1/2パック
・かぶ…1/2個
・長ネギ…1/2本
・絹ごし豆腐…1/2丁
・とろけるチーズ…ふたつまみ
・味噌…小さじ2
〇しょうゆ…小さじ2
〇塩、こしょう…少々

<作り方>
1)水切りした豆腐に味噌を加え、ペースト状になるまで潰しながら混ぜる。(ミキサー等でも可)

2)きのこは石づきを切り落としてばらす。(えりんぎは縦半分にも切る)  かぶ・長ネギは食べやすい大きさに切る。

3)油(分量外)をひいたフライパンに2)の材料を入れ、〇の調味料を入れ、しんなりするまで炒める。

4)グラタン皿に3)を入れて1)をかけ、さらにチーズをかけオーブントースターで10~15分焼いて完成♪

 

【栄養価(1人あたり)】

エネルギー:152kcal たんぱく質:5.8g 脂質:11.9g 食塩1.5g

★ポイント★

11月頃が旬の食材【えりんぎ・かぶ・長ネギ】

・旬の食材はうま味がたっぷりなので、味付けを濃くする必要がなく、食塩相当量をカットできます。

・きのこや野菜類はビタミンやミネラルが豊富で、エネルギー量の少ないものが多いです。積極的にとるようにしましょう!

 

最後まで、ご覧いただきありがとうございました!(^^)!

次回の更新もお楽しみに♪

調剤薬局栄養士
栄養士コラム

こんにちは!

みていただきありがとうございます。

今回は新潟県のさくらんぼ薬局🍒宮口愛祐が担当します。

 

みなさんは10月といえば何を思い浮かべますか?

運動会やお月見、ハロウィンなどなど…あると思いますが、
私はなんといっても さつまいも !!

あのあま~~~い味を考えただけでよだれが… 😕 

 

今回は さつまいもの栄養 や おいしいさつまいもの選び方 についてお話したいと思います。

 

●さつまいもの主な栄養●

さつまいもは いも ですが、ごはんやパンと同じ炭水化物に分類されます。

炭水化物は体を動かすためのエネルギー源になります。

 

さつまいものエネルギー量は100gで134kcalです。

中サイズ1本(約250g)のエネルギー量は335kcal、これは大盛りのご飯1膳分のエネルギー量と同じくらいです。

 

ほかにも、便秘解消にオススメな食物繊維や、むくみ解消に役立つカリウム、美容にいいビタミンCビタミンEなど、
さまざまな栄養素が豊富に含まれています。

 

また、皮の近くには栄養が特にたくさん含まれています✨
きれいに洗って調理し、皮ごと召し上がると無駄なくさつまいもの栄養を摂取できます。

 

 

●さつまいもの甘さの秘密●

さつまいもは70℃程度の低温でゆっくり加熱することで甘みが増します。

これはなぜでしょう??

 

さつまいもには アミラーゼ という酵素が含まれています。

このアミラーゼがさつまいもに含まれるでんぷんを糖に変えて甘くしてくれます。

 

アミラーゼの活動が一番活発になる温度帯でゆ~~~っくり加熱すると、酵素が長い時間働くことができ、
たくさんのでんぷんが糖に変わるため、さつまいもが甘くなります!

 

●おいしいさつまいもの選び方●

・ふっくらと太っていてラグビーボールのような形をしている

・ずっしりと重い

・皮の表面にヒゲや凹凸や斑点がなく、つるんとしている

・皮の色が鮮やかで、色むらがなく、黒く変色していない

 

このようなさつまいもに出会ったら最高!ぜひ美味しく召し上がってください♪

 

●おうちで焼き芋を作ろう●

焼き芋を自宅でおいしく作るのは難しい…と思っている方に朗報です!

 

炊飯器で!!

①キレイに洗ったさつまいもと水100cc程度を炊飯器に入れます。

②通常炊飯1回で完成!

 

オーブンで!!

①キレイに洗ったさつまいもをキッチンペーパーで包んでひたひたに濡らします。

②その上からアルミホイルで包みます。

③余熱なし160℃のオーブンで90分加熱したら完成!

 

電子レンジで!!

①キレイに洗ったさつまいもをキッチンペーパーで包んでひたひたに濡らします。

②ラップをふわっと3回巻きます。

③電子レンジの500Wで2分、200Wで10~15分加熱したら完成!

※200Wがない場合は解凍モードでも大丈夫です。

 

食べきれないさつまいもは冷凍しておくのがおすすめです。

冷蔵庫で3時間程度おいて半解凍状態にすると、冷たいおやつに 😎 

 

 

最後に簡単なさつまいもレシピを紹介します。

 

さつまいもとごぼうのガーリックスナック

材料(4人分)

・さつまいも  … 1/2本

・ごぼう … 1本

・にんにく … 1かけ

・塩 … 少々

手順

1)ごぼうとさつまいもはよく洗い、細切りにして水にさらす。

 にんにくはみじん切りにする。

2)フライパンに多めの油を熱してにんにくと水気を切ったさつまいもとごぼうを加え、

 中火で表面に色がつく程度までじっくり揚げ焼きにする。

3)油から上げ、塩で味を整えたら完成♪

♪さつまいもとごぼうに片栗粉をまぶして揚げ焼きにすると、さらにカリカリに♪

★ポイント★  

さつまいもとごぼうの食物繊維たっぷりレシピです。

≪食物繊維の働き≫

・便秘の予防をはじめとする整腸効果

・血糖値の急上昇を抑える

・血液中のコレステロール濃度を下げる

 

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。
次回の更新をお楽しみに♪

調剤薬局栄養士
栄養士コラム

こんにちは🌼

9月の栄養士コラムは新潟県長岡市にあります、あおい調剤薬局💊栄養士筒井が担当させていただきます🐩

 

日に日に涼しくなり秋の空気を感じつつありますね!

秋といえば、田んぼも畑も収穫🌾が始まり、紅葉🍁、読書📚、スポーツ🥎などなど…色々な楽しみがありますが…

 

やっぱり食欲の秋!🍐🍠🍄✨という方も多いのではないでしょうか??

秋は旬の食材が豊富で、日本の食べもののおいしさを感じられる季節ですよね♩

 

 

実は、日本の「和食」は2013年にユネスコ無形文化遺産に登録されているんです 😮 

ただ、単に日本食の具体的な内容やメニューが登録されているんだよ!というわけではなく…

 

「自然を尊ぶ」という日本人の気質に基づいた「」に関する習わしを、
“和食…日本人の伝統的な食文化と題し、「食事に付随する文化的生活や習慣を継承し維持していく」
という深い意味合いが含まれたものなのだそうです。💡

※「無形文化遺産」とは、芸能や伝統工芸技術などの形のない文化であり、土地の歴史や生活風習などと密接に関わっているもののことを指します。

 

そこで、今回はちょうどこの時期、からにかけてがおいしいと言われている和食の一品を紹介したいと思います!

 

 

皆さんは、“さわにわん”をご存知でしょうか?

漢字で記すと“沢煮椀”と書きます。

沢煮椀は、豚の背脂🐖を使用し野菜🥕は千切り、だし汁を使い、最後にコショウ🧂を振る、という特徴があります。

この料理の発祥については様々な説がありますが、漁師が漁に出る際に保存食として持っていた塩漬けの肉と野菜とを合わせたことが始まりだと考えられています🤔💭

日本の学校給食では、豚もも肉を使いさっぱりと仕上げていたり、
家庭で作る際は冷蔵庫にある野菜たちを組み合わせたりと、
食べ応えのある一品として簡単に作ることができちゃいます!

 

 

レシピはコチラ↓

 

  \お出汁が決め手!ごはんによく合う/
  さわにわん🐕🐕🐕

【材料】(2~3人分)
〇豚肉…80g(あらかじめ塩をふっておく)

〇にんじん…2/3

〇ごぼう…1/4

〇椎茸…2つ

〇えのき…1/3

〇春雨…15g

〇削りかつお…30g

〇水…500㏄

A 醤油…小さじ1

A 塩…適量

黒コショウ…お好みで

 

【作り方】
1. 豚肉(塩をふったもの)を細切りにする

2. ごぼうはよく洗い、にんじん、しいたけとともに4~5㎝の長さで細切りにする

3. えのきは野菜の長さに合わせて切っておく

4. はるさめはサッとゆで軽く水洗いしておく

5. 鍋に水を入れて中火にかけ、沸騰したら削りがつおを加える
  ひと煮立ちしたらで削りがつおをすくって取り出す

6. だし汁に豚肉をほぐしいれる※アクがでたら取る

7. 野菜、きのこ、春雨をいれ中火で
  具材に火が通るまで煮る

8. Aの調味料を加えて味を整える

9. 最後に黒コショウを振り
  お椀に盛り付けて完成

☆お好みであさつきや小ねぎをのせると色合いが良くなります!

 

ポイント🥢

🍐最初に豚肉を煮て、だし汁にうま味を移すこと
🍐野菜の食感を残すように煮すぎないことでおいしく仕上がります◎
🍐昆布や鰹節、干し椎茸などでしっかり出汁をとるとうま味がUP👆
 減塩につながります◎

 

キノコは動脈硬化防止、便秘の改善にも効果的なのでぜひお好きな種類のものを取り入れてみてくださいね♪

材料はなんとなく似ているけど、豚汁ともけんちん汁とも違う味をぜひご家庭でお試しください。

(“あ…給食の…!”とどこか懐かしく感じる方もいるかもしれません 😀 )

 

 

それでは素敵な9月をお過ごしくださいね。

 

次回の栄養士コラムもおたのしみに!👋

 

 

【参考】https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/ich/