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2022.07.06

お酢の力

調剤薬局栄養士
栄養士コラム

こんにちは!

7月の栄養士コラムを担当します、あおば薬局高岡店 栄養士 井ノ山友香です!😊

 

暑い日が続いていますね💦

みなさん体調は崩されていませんか??

 

暑い時すっきりした物が食べたくなったり、飲みたくなったりしませんか?

ここ数年、韓国発のお酢ドリンクが人気で私もよく飲んでいますが

口の中がスッキリして暑い夏にぴったりだと思います!

 

お酢は体に良いと有名ですね!

改めてお酢が体に与える効果をご紹介したいと思います😆

 

★内臓脂肪の減少

 お酢に含まれるアミノ酸が脂肪燃焼を助け内臓脂肪を減少させる効果があります。

 

★腸内環境を整える

 腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えることで便秘改善にもつながります。

 

★疲労回復

 身体が疲れている時は体内に乳酸が溜まっている状況です。お酢に含まれているクエン酸は体内の乳酸を分解します。

 

★血圧を下げる

 お酢の主成分である酢酸が血管を広げるアデノシンに働きかけ、血圧上昇を抑える効果があります。

 

毎日15ml(大さじ1)~30ml(大さじ2)程度の摂取で上記の効果があると実証されています。

(参照:ミツカン)

 

 

※お酢には血糖値の上昇を抑える効果がありますが、お酢ドリンクには血糖値を上昇させる原因となる「果汁」「砂糖」「果糖ブドウ糖液糖」などが入っているものが多いです。糖尿病の方、血糖値が高めの方はお酢ドリンクではなく、調味料としてお酢を使用する事をおすすめします。

 

最後に暑い夏にぴったりのシャーベットのレシピをご紹介します!

 

簡単!お手軽シャーベット

材料(2人分)

・果実酢      60ml

・水        140ml

・氷(冷やす用)  400g

・塩(冷やす用)  100g

 

作り方

1)果実酢と水をジップ付きポリ袋に入れる。

2)1)の袋よりひと回り大きいジップ付きポリ袋を用意して氷と塩を

  入れる。その中に1)を袋ごと入れる。

3)タオルで全体を巻いて10分ほど揉む。

4)シャーベット状に固まったら完成♪

 

果実酢ではなくジュースでも作ることができます!

揉むだけで作れる簡単シャーベットなのでお子様ともご一緒に😆

熱中症に気を付けて楽しい夏にしましょう☀

 

次回もお楽しみに~!!

調剤薬局栄養士
お知らせ, 栄養士コラム

こんにちは(#^^#)

新潟県新潟市にあります あおば薬局女池店 管理栄養士森田です!

 

前回・前々回に引き続き、薬局栄養士で行っている事業である

「社員向け栄養相談」

で実際に使用する資料についてご紹介させていただきます。

 

第1弾は、こちらから、

第2弾は、こちらからご覧いただけます。

 

社員向け栄養相談については第1弾で説明しております。

こちらの記事は第1弾第2弾をお読みになった方向けで進めていきますので、

ご存じのない方・お読みになっていない方は先にご覧ください!!

 

 

それでは、スタートです!!

 

簡単に今までの振り返りをすると・・・

第1弾:BMIや必要エネルギー量についてお話しするための資料をご紹介!

第2弾:食事のバランスについてお話しするための資料をご紹介!

 

今回は、

実際の食事の内容についてお話しするための資料

についてお話していきたいと思います(^O^)

 

 

栄養相談では、BMIを算出して適正体重を調べたり、

食事バランスについて知識をつけたりして、

理想の自分に少しでも近づいていただくよう、栄養士がフォローに回ります。

 

その中で一番大事になるのが、「どのような食事を選択して摂取しているか」ということです!

日々の食事が私たちの体を作っていますから、とても大切ですよね(^^♪

 

昨年度の栄養相談では、栄養士に「実際に摂取した食事の写真」を送っていただいて、

そこから栄養士が食事の評価をする、という試みをしてみました!

※栄養相談を申し込んだ方が必ず実施するものではなく、担当栄養士と相談の上実施します。

 

このような資料でフィードバックいたします。

※ブログ掲載にあたり、氏名および写真には塗りつぶしの処理をしています。

 

資料には、身長体重BMIなどの基本情報のほか、1日に摂取するべき必要エネルギー量栄養素の量

いただいた食事の写真栄養士のコメント食事の注意点など情報が詳しく記載されています。

また、最後には今回の食事の総評として、まとめが記載されています。

 

この資料をお渡しした社員の方は、「体重減少」を目標とされていましたので、

・どのくらいの量を食べれば体重が減るのか?

・どんな量が(減量するにあたり)適量なのか?

・健康的に痩せていくにはどうしたらよいか?

を中心に、資料を作成しています!

 

「社員向け栄養相談」事業は2~3か月間で複数回栄養相談を行います。

栄養相談のたびにこの資料をお渡しして、

理想の自分に近づくための手助けをさせていただいています(#^^#)

 

 

「自分の食事はどれくらいのカロリーなんだろう?」

「どんなふうに食事を改善していけばいいんだろう?」

 

このような疑問を持ったことはありませんか??

栄養相談では、1人1人に担当栄養士がつくことで、より自分に合った食事の内容を知ることができます。

食事の知識がつくと、日々の食事で無自覚に食べ過ぎることがなくなりますし、

理想の自分に近づく第一歩にもなります。

 

アドメディカルグループの薬局では、栄養士による無料の栄養相談を受け付けております。

高血圧や糖尿病などの食事から、今晩のお夕食に関する相談まで、

幅広く対応いたしますので、お気軽にご相談ください(*^^*)

(※薬局に栄養士が在籍しているかどうかは、店舗スタッフにお尋ねください。)

 

 

3回にわたってお送りしてきた「社員向け栄養相談」についてのブログも今回で最後となりました。

栄養相談がどんなものなのか、少しでもわかっていただければ幸いです。

 

 

そして!!

いよいよ7月からは社員向け栄養相談の企画がスタートします👏パチパチ~

社員の皆様の健康維持・増進のお役に立てるように、栄養士一同、気を引き締めて頑張ります!!!

 

今回のブログはここまで!

長い連載になりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました(^^)/

 

 

次回の栄養士のブログ更新もお楽しみに!

調剤薬局栄養士
お役立ち, 栄養士コラム

機能性表示食品について

みなさま、こんにちは!(^^)!

今回は富山県富山市大泉本町にあります うさぎ薬局 栄養士の松岡 亜矢奈が担当させていただきます。よろしくお願いいたします!

日本栄養士会から送られてくる、栄養士会雑誌というものがあります。
その中のコラムで気になったものがあったので皆さんにもご紹介したいと思います(^^)/

皆さんは「機能性表示食品」についてどのくらい知っていますか?

 

機能性表示食品とは

食品の安全性と機能性に関する科学的根拠などの必要な事項を、販売前に消費者庁長官に届け出て、機能性を表示した食品です。
国が審査を行いませんので、事業者は自らの責任において、科学的根拠を基に適正な表示を行う必要があります。

※①特定保健用食品と※②栄養機能食品をまとめて保健機能食品と厚生労働省によって定められました。
その後、2015年に機能性表示食品が新たに追加されました☆

※機能性とは…ある物が本来備えている働き。また、そうした働きをなすこと。とあります。
「人のからだに与える効果」といった感じです。

一般の「いわゆる健康食品」では機能性表示ができないので、分かりづらかった部分もありましたが、機能性が明確に示されることによって、私たち消費者はより目的に合った選択が出来るようになりました。

 

「いわゆる健康食品」も機能性表示食品が世間に浸透していき、以前に比べてかなり改善されているようです(^^)

オカルト商法やマルチ商法もまた発生件数は減少しているそうですよ!

 

 

※①特定保健用食品…からだの生理学的機能( 呼吸・消化・排泄 ・血液循環・体温調節・代謝など)に影響を与える保健効能成分
   (トクホ)    を含み、その摂取により特定の健康を保つ目的が期待できる旨の表示(保健の用途の表示)をする食品です。

機能性表示食品との違い→安全かどうか、特定保健用食品として機能しているかどうかを国が審査を行います。
★乳酸菌飲料、清涼飲料水やチョコ―レート、即席乾麺などにも届け出ています。

               ←これがトクホのマークです。
皆さんも一度は目にした事があるのではないでしょうか!(^^)!

※②栄養機能食品…栄養機能食品とは、特定の栄養成分の補給のために利用される食品のことで、
栄養成分の機能を表示するものをいいます。
国による個別の審査を受ける必要はなく、既に科学的根拠が確認された栄養成分を
一定の基準量含んでいれば、栄養成分の機能を表示することができることとなっています。
★ビタミンのサプリメントなどに届け出ています。

                 
 ←栄養機能食品は左の図のような表示があります(^^)

最後に、6月に食べるとより美味しい旬の食材と機能性表示食品として届け出ている食材を使ったおすすめのレシピをご紹介します♪

★今月のおすすめメレシピ★

新じゃがといかのトマト

☆材料(2人分

・新じゃが…中2個 【A】カットトマト缶…1/2缶 
・いか…100g    【A】トマト…1個 
・なす…1/4本         【A】ケチャップ…大さじ1
・にんにく…1片       【A】水…1/4カップ
・玉ねぎ…1/2個  【A】コンソメキューブ…1個
・オリーブオイル…適量
・ブラックペッパー…適量

☆作り方
1)新じゃが、トマトは一口大に切る。玉ねぎ、にんにくは薄切りにする。なすは5㎜幅のいちょう切りにする。
2)鍋にオリーブオイルをしき、にんにくを入れて香りが出たらいかを入れて炒める。3)いかの色が少し変わってきたら、新じゃが、玉ねぎ、なすの順に2)の鍋に入れて炒める。
4)3)の鍋に【A】を全て入れ、新じゃがが柔らかくなるまで煮込む(蓋をして中火で約10分、弱火で5分)
5)最後にブラックペッパーで味を整えて、完成♪

新じゃがとトマトは6月頃が旬の食材なので、より美味しく食べられます(^^)/

また、トマトにんにくなす生鮮食品の機能性表示食品として届け出ています(*^-^*)

 トマト
◇機能性関与成分…GABA、リコピン
◇表示しようとする機能性…GABAには仕事や勉強による一時的な精神的ストレスを緩和する機能が、
             リコピンには血中LDLコレステロールを低下させる機能があることが報告されています。

 にんにく
◇機能性関与成分…イヌリン
◇表示しようとする機能性…イヌリンには善玉菌であるビフィズス菌や乳酸菌を増やすことでおなかの調子を整えることが
             報告されています。

なす
◇機能性関与成分…ナス由来コリンエステル(アセチルコリン)
◇表示しようとする機能性…ナス由来コリンエステル(アセチルコリン)には血圧が高めの方の血圧(拡張期血圧)を改善する機能が
             あることが報告されています。

※農林水産省 生鮮食品の機能性表示食品の相談窓口より抜粋

 ←機能性表示食品はこのような表示があり、一目で分かるようになっています(^^)

また、パッケージ裏面には1日摂取量目安、摂取方法、医薬品ではない旨の表示、
食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。」の表示を記載することとなっています。

※一般財団法人 食品分析開発センター SUNATEC     

インターネットで調べなくても、食品にどんな機能を持った成分が含まれているかが分かるのは私たち消費者にとって
ありがたいことだと思います(*^^*)

今回は生鮮食品のみのご紹介となりましたが、それ以外に健康食品もたくさんあるので気になる方はぜひ調べてみて下さい(^^)v

最後まで、ご覧いただきありがとうございました!(^^)!

次回の更新もお楽しみに♪