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調剤薬局栄養士
栄養士コラム

こんにちは!いつもみていただいてありがとうございます😊

今回担当されていただくのは、新潟県三条市のあおば薬局管理栄養士の宮口愛祐です。

 

 

2月といえば、👹節分👹

楽しい豆まきイベントです!

節分について今日はお話していきます😊

 

 

節分とは??

節分は「季節を分ける」、つまり、「季節の変わり目」のこと。

それぞれ季節が変わる日を立春、立夏、立秋、立冬と呼び、その前の日が節分となります。

 

では、なぜ立春の前の日(2月)だけを👹節分👹と呼ぶのでしょうか?

 

それは、旧暦では立春は元日にあたり、前日の大晦日に厄除けしていたことが由来となっています。

 

昔は節分は大晦日の行事だったということですね😲!

 

ちなみに2021年の節分はいつもより1日早い2月2日だそうです!

これはなんと124年ぶりなんですって!!

 

 

 

豆まきとは??

鬼👹とは、冬の寒さや病気など、人に災いをもたらす「悪いこと」を表すものとされています。

 

豆は「魔滅(まめ)」と表すことができ、豆を投げて悪いことを追いはらおう!
という意味が込められているそうです。

 

節分の豆まきには、「鬼👹を追い払って、みんなが幸せで健康で過ごせますように」
という願いが込められていたんですね😊

 

私も今年はいつもよりも気合を入れて豆まきをして、
鬼👹を追い払いたいと思います😠!

 

 

節分でよく使われる豆、「大豆」の栄養について

 

大豆に含まれる「たんぱく質」に注目!

大豆は「畑の肉🍖」と呼ばれるほど、たんぱく質がたっぷり含まれています。

 

大豆のたんぱく質のすごいところは、100に近いほど栄養学的に優れていると言われる
「アミノ酸スコア」が、なんと最大値の100!!

一般的に植物性のたんぱく質は、動物性のたんぱく質に比べて栄養学的には劣るといわれていますが、
大豆は肉や卵などに匹敵する良質なたんぱく質です✨ 

 

そして、大豆の大きな特徴は「お米と一緒に食べることで、栄養素を無駄なく摂取できる」ということです!

 

 

 

前回のブログでも紹介していた、お餅+きなこ と同じですね!

大豆にはお米に不足しているアミノ酸「リジン」がたくさん含まれているため、補い合うことができるんです。

 

 

ご飯のお供に納豆やお味噌汁をつけることは、栄養学的にもおすすめの食べ方だったんです✨

 

 

大豆製品といえば

納豆・豆腐・油揚げ・きなこ・豆乳・おから・がんもどき・味噌・しょうゆ・・・・などなどたくさんあります。

どの食材も馴染みのあるものばかりなので、ぜひ食卓に取り入れてみてください♪

 

 

 

大豆にはたんぱく質のほかにも

 

・総コレステロールを低下させる大豆レシチン
・腸内環境の改善や血糖値の急上昇を抑える食物繊維
・ビフィズス菌を増殖させる作用のあるオリゴ糖
・抗酸化作用、コレステロールなどの低下が期待できる大豆サポニン
・骨粗しょう症の予防や更年期の不調を改善するといわれるイソフラボン

などが含まれています☺

 

 

身近で優秀な食材である大豆を食べて、鬼👹を追い払いましょう!

 

 

かんたんな大豆レシピを紹介します👹

夕ご飯の1品にも、小腹が空いたときのおやつにも使えるレシピです。

ぜひ作ってみてください😋

 

※小さなお子様はのどに詰まらせないように注意してください。

 

大豆とさつまいもの甘辛煮

材料(4人分)

・蒸し大豆 100g Aしょうゆ 大さじ1
・さつまいも 1/4本 Aみりん 大さじ1
・サラダ油 大さじ1 A酒 大さじ1/2
    Aはちみつ 大さじ1と1/2
    A白ごま 大さじ1

作り方
下準備:さつまいもは良く洗い、皮ごと1㎝角のさいの目に切り、5分程水にさらす。

1)フライパンにサラダ油を熱し、水気を切ったさつまいもを入れて炒める。

2)さつまいもに火が通ったら大豆を入れてフライパンを振りながら混ぜ、Aを入れる。

3)汁気が無くなるまで炒め煮たら完成♪

栄養価(1人分)
エネルギー149kcal たんぱく質5.1g 脂質6.7g 食塩0.7g 食物繊維2.8g

ポイント
大豆とさつまいもを先に素揚げしてもおいしく作れます☺
大豆はゆっくり揚げると甘みが強くなってより一層おいしいです!

 

 

 

 

ご閲覧いただきありがとうございました😊

次回の更新もお楽しみに~~~~~~~!

調剤薬局栄養士
栄養士コラム

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

 

記念すべき2021更新は新潟県あおば薬局女池店、本間が担当させていただきます。

どうぞ最後までおつきあいください 😀 

 

さて、お正月に食べるものといえばお餅ですね。

みなさんはいくつ食べましたか?

 

今回はお餅についてのお話です。

 

普段食卓に並ぶご飯というと、うるち米が多いですが、お餅はうるち米ではなくもち米を蒸して、ついて作られています。

 

同じ100gでは、ご飯(うるち米)が168kcalに対し、お餅は234kcalとエネルギー量が多く、
効率良くエネルギーを摂取することができるため、エネルギーがたくさん必要なときにおすすめの食品です。

 

例えば・・・

スポーツ選手や、運動を行う部活動・体を動かす仕事をする人などなど。

 

他にも、妊娠中にご飯が進まないときなどに汁物にお餅を入れてみるのもおすすめです。

 

お餅の栄養素は主に炭水化物ですが、たんぱく質も含まれています。

お餅やご飯に含まれるたんぱく質は麺やパンなどの小麦粉製品よりも良質ですので、この点でもおすすめです。

 

しかし、ご飯やお餅に含まれるたんぱく質だけでは量が少なく、
質についても良質なたんぱく質源である肉や魚や卵、大豆製品等にはかないません。

 

お餅に含まれるたんぱく質には、「リシン(リジン)」というアミノ酸が不足しているため、
「リシン(リジン)」の多く含まれる、きなこと組み合わせるのがおすすめです。

 

また、食事として食べるときは主食主菜副菜をそろえて、さらにバランスアップしましょう!

 

さて、お餅の栄養についてお話してまいりましたが、
お正月に用意したお餅が余ってしまったという方も多いのではないでしょうか?

今回はお餅レシピを紹介いたします。

 「餅ピザ」


 【材料】(2~3人分)             
・切り餅      4個
〇ピーマン     1/2個
〇たまねぎ     1/8個
・シーチキン    適量
・ケチャップ     適量
・ピザ用チーズ   適量
・オリーブ油    適量
・水        大さじ1

【作り方】
1)切り餅を0.5cmほどの厚さにスライスする。〇の具材を薄くスライスする。
2)フライパンにオリーブ油を薄く敷き、餅を並べて火にかける。
3)餅がくっついたら裏返してケチャップを塗り、〇の具材とチーズをのせる。
4)水を加え、ふたをして約5分蒸し焼きにする。
5)ふたをあけ、餅の端がカリッとするまで焼いたら完成!

ケチャップをレトルトのカレーやミートソースピザソースに変えたり、
具材をお好みのものに変えてもおいしくお作りいただけます。

喉につまらせないよう、ゆっくりよくかんでお召し上がりください。

また、先にお話したように、お餅は栄養たっぷりですので、食べすぎには要注意です 😯 

 

 

みなさんも普段の食事にお餅をうまく活用してみてはいかがでしょうか 😀 

 

今回はここまで。

次回の更新もおたのしみに♪

調剤薬局栄養士
栄養士コラム

こんにちは。 😀 

12月は新潟県三条市にあるさくら調剤薬局🌸 管理栄養士の羽生が担当させていただきます!!(^^)!

師走に入り、今年も残すところあとわずかとなりました。
皆さんにとって2020年はどんな年でしたか?

今年は新型コロナウイルスの拡大で今までと違う一年を過ごされたかと思います。

だんだん寒くなってきてストーブ・暖房をつけて家でまったり・・・でも忘れてはいけません。

 

そう、換気を!

 

冬はインフルエンザ、コロナウイルスなどウイルスが集まる条件が揃っています。
空気を循環し、ウイルスを外に出すためにも寒い 😿ですが、定期的な換気を心がけましょう!

換気時間の目安としては、一般家庭では「1時間に5~10分ほど」と言われています。
ただ1つの窓を開けるだけでなく、その対角線上にある他の窓も開けて、家全体に空気の流れをつくるように、換気経路を考えることが重要です。

 

さて、話は変わりますが、皆さんは冬といえば何を思い浮かべますか??

雪、クリスマス、冬至、コタツ、みかん…コタツにみかんの風景は冬の風物詩ですよね。🤤
そこで今回は冬に欠かせない果物、みかんについてご紹介したいと思います。

日本人が一般的に思い浮かべるみかんは主に温州みかんです。

みかんにはビタミンCβ₋クリプトキサンチンクエン酸などの栄養素が含まれています。
以下にそれらの栄養素がもたらす効果について挙げました。

 

みかんの実に含まれる栄養と効果

🍊ビタミンC

  ・・・老化やがん・動脈硬化の抑制、免疫力を維持する、肌の健康をサポートする、などの働きがある
     みかん3個程度で1日に必要な摂取量を摂ることができる

🍊β₋クリプトキサンチン(黄色い色素の成分)

  ・・・体内でビタミンAになる(ビタミンAの働き:目や皮膚の粘膜を健康に保つ)
     老化やがん・動脈硬化の予防、骨粗鬆症や生活習慣病の予防に役立つ

🍊クエン酸

  ・・・みかんの酸っぱさを作り出す栄養素、疲労回復効果や血をきれいにする働きがある

🍊カリウム

  ・・・ナトリウムを排泄し、血圧を下げる働きがある
     体内の塩分と水分のバランスをよくすることで、むくみの解消に役立つ

🍊ペクチン(薄皮に含まれる)

  ・・・腸内環境を整える、コレステロール値を低下する働き

🍊ヘスペリジン(薄皮・白いスジに含まれる)

  ・・・血流の改善(冷え性改善)、目のかゆみや鼻水などアレルギー症状の緩和、骨粗鬆症予防の働きがある

 

また、みかんの豆知識としまして、
美味しいみかんの見分け方

・色が濃いもの

・皮のキメが細かいもの

・重みがあるもの

・皮の色が黄色よりも赤みが強いもの

です!保存方法では

・適度に湿度が保たれていて風通しが良く、3~8℃くらいの涼しい場所で保管すること

・箱に入ったまま保存する場合は、ふたを開けて通気性を良くすること

・つぶれたところから腐ってしまうので、箱の下のものから食べるように心がけること

ポイントです。

 

みかんは水分量が多いのでエネルギー(kcal)が低く、ダイエット中の人にオススメです。
ですが、美味しいからと言ってくれぐれも食べ過ぎには注意しましょう。

 

また、みかんを貰って大量に余ってしまった。たまには違った工夫で食べたいわ、なんて思ったことありませんか??
ここから先はみかんを活用したちょっぴりおしゃれな料理をご紹介します。

🍊鶏もも肉みかん煮

【材料】(二人分)             
・鶏もも肉   1枚    
・みかん    Mサイズ2個
・サラダ油   適量  
◆醤油     大さじ1
◆みりん    小さじ2
◆水      1/2カップ

【作り方】
1)みかんは皮をむき、1房ずつバラバラにする。
2)鶏肉は一口大に切る
3)フライパンに油を入れ、鶏肉の皮目を下にして強火で焼く
4)焼き目がついたら火を弱めて裏返す
5)1)のみかんを半分くらいにちぎりながら入れ、◆を入れて弱火で調味料がなくなるまで煮る、

ポイント
🍊みかんの色素成分、β₋クリプトキサンチンは油に溶けやすいため、油と一緒にとると体内への吸収率が高まります。
🍊みかんにはたんぱく質分解酵素が含まれているため、お肉と一緒に調理することで、お肉が柔らかくなります。

 

いかがでしたか?みかんも実はこのように料理に活用できるんです。

ぜひお試しください(^o^)

 

今回はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました 🙂 
来年の更新もお楽しみに~~