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介護施設栄養士
栄養士だより

皆様こんにちは 🙂 
つつじガーデン宮内 栄養士の嶋田です 🙂

スーパーに春の野菜や果物が並んできて、雪国の長い冬が終わったなーと感じて心が明るくなりますね。
今回は、私の大好きなキャベツについてです 🙂

【キャベツの旬は3回】
キャベツは、11月~2月が旬の「冬キャベツ」、3月~5月が旬の「春キャベツ」、7月~10月に高原など涼しい地域で作られる「夏秋キャベツ」に分類されます。
もともとキャベツは冷涼な気候(15~20℃)を好み、夏場の栽培が難しい野菜でしたが、品種改良や産地もリレー式にすることで、一年中新鮮なものを食べることが可能になりました。

【栄養価はしっかりとあります】
キャベツは水分量の多さや、葉の色が薄いため、栄養価が無さそうと思われがちですがたくさんの栄養価が含まれています。
・ビタミンU…胃酸の分泌を調整したり、胃の粘膜を修復します。
・ビタミンC…老化の原因を取り除いてくれ、免疫力を上げます。
・食物繊維…腸内環境を整え、便秘などの症状を改善するとされています。
・葉酸…代謝に関わっているので体の発育にも大切。
・カリウム…体の余分なナトリウムや水分を排出する作用があります。

【栄養を効率よく食べる方法】
効率よく食べる方法は生で食べることです。ビタミンCやカリウムは水に溶けだしやすく、特に食材の断面から損失します。
切ってから洗うよりも、洗ってから切ると栄養の損失を抑えることが出来ます。
茹でる場合は水に溶け出した栄養素をゆで汁ごと食べられるスープなどがおすすめです。

【おすすめ料理】
簡単に作れ、誰もが知っている料理ですが、旬の食材の良さを引き出す料理を紹介します。

~春キャベツのコンソメスープ~
<材料>
春キャベツ     2枚
水       400cc
コンソメ      1個
塩・こしょう   少々

①キャベツを洗います。
②鍋に水、コンソメ、塩、こしょうを入れ沸騰させます。
③キャベツをちぎりながら鍋に入れます。
④キャベツがお好みの軟らかさになったら火を止め、盛り付けて出来上がり。

次回もお楽しみに!

介護施設栄養士
栄養士だより

2023年もあっという間にひと月が終わりましたね。
2月の栄養士ブログを担当します、GHつつじの荒城です。

12月にドカ雪が降ってから、次はいつ降るのか…と戦々恐々としておりましたが、
やはり降りました…。2月に入りようやく雪も落ち着き嬉しい限りです。
ドカ雪の時は除雪しても除雪してもキリがなく、クタクタでした 😥
今回の栄養士ブログでは「疲労回復」についてお話したいと思います。

「疲労回復にはビタミンB群を摂りましょう!」
私達の身体は食べ物から「糖質」「脂質」「たんぱく質」の三大栄養素を分解して
身体を動かすためのエネルギーを作りだしています。
「エネルギー」が十分に得られないと「疲労」や「だるさ」が現れてくるのです。
エネルギーを生み出す為の分解課程を補助する役割を
「ビタミンB群」が担っています。

「ビタミンB群が多い食材」
野菜や果物にたくさん含まれているのでは?という印象のビタミン群ですが、
B群に関しては「肉類」「赤身魚」に多く含まれています。
「野菜中心の健康的な食事を心がけているわ!」とおっしゃられている方でも
肉魚の摂取量が実は少なかった!なんてこともあるものです。
主菜をしっかり食べて、冬の疲れに負けない身体を作りましょう♪

「疲れに効く!おすすめ食材」
豚肉:手に入りやすさ・アレンジのしやすさはNo.1!

カツオ:タタキで食べるのが大好きです♪
     値段も比較的安価なのが嬉しい♪

うなぎ:疲れに効く食材の代表格!
     わかっちゃいますが我が家では買えません…涙

「柔らかくする工夫を」
「肉魚は硬くてどうも苦手…」高齢者施設で良く聞くフレーズかもしれません。
酵素処理をして柔らかくしたり、あんをかけたり、隠し包丁を入れたり…と様々な
工夫をしてつつじの食事は提供されています。

一般家庭でそんな難しいことは…と思う方もおられると思いますのでここでおすすめ調味料を紹介したいと思います♪
私の一押しは「しょうゆ麹」「塩麹」です 😆 
豚小間や少々厚切りのロース肉、鶏肉や鮭や赤魚に…なんでも使えます。
しょうゆ麹や塩麹をポリ袋に入れ、そこにみりんや酒を足します。臭みが気になる食材にはすりおろした生姜を入れるとGOOD!
(量は適当(笑)1:1:1くらいでしょうか)

あとは食材を入れてモミモミして一晩冷蔵庫で休ませるだけ!
そのままいつもの調理(焼く・炒める・蒸す・煮る)で驚くほど柔らかく、食べやすくなります。洋風のレシピに使っても違和感は感じませんよ♪
ぜひお試しください 😳 

まだまだ寒い日は続きます。皆さまご自愛ください。

介護施設栄養士
つつじガーデン小千谷, 栄養士だより

つつじガーデン小千谷の山田です。

今回のブログでは「脂肪」についてお話させていただきます。

私たちの体に「脂肪」は欠かせないものですよね。
臓器を保護する皮下脂肪、人体を構成する細胞膜や核膜の主成分、
アドレナリンなどのホルモンも脂肪でつくられています。

また脂肪は1gで9kcalのエネルギーを作れるので、私たちの体にとって
重要なエネルギー源となっています。

魚や植物の油には不飽和脂肪酸が豊富で、そのはたらきには
血中の悪玉コレステロールを減らしたり、動脈硬化予防や
血栓を防ぐなど健康に関係するはたらきがあります。

ただ、不飽和脂肪酸は体内では合成できないので、食事で摂る必要があります。

最近では生活習慣病が社会問題となっており、肥満の原因となる脂質は敬遠されがち。
ツナ缶や鯖缶を料理の材料に追加したり、サラダのドレッシングやパスタに
オリーブオイルをひと回しほどいれたりなど、いい油を摂っていきましょう。

つい先日、小千谷にも初雪が降りました。数日で消えましたが、今年の積雪も多いと聞きます。
また、コロナウイルスが流行ってきております。病気に負けない体づくりをしていきましょう!

次回の栄養士ブログもお楽しみに~。