新着情報

調剤薬局栄養士
栄養士コラム

こんにちは(^.^)

新潟県新潟市にあります あおば薬局女池店 管理栄養士 矢村が担当させていただきます。

よろしくお願いいたします!

 

少し前にブームとなった『甘酒』についてです(^.^)

私は、甘酒を定期的に醸造所や自然食品販売店などで購入して飲む習慣があります。

もちろん、お料理に使うことも!

 

寒くなってきたので、温かい甘酒が身体に沁みますよね…!

そんな『甘酒』がなぜブームとなったのか?身体にどんなはたらきをするのか?について紹介したいと思います!

 

甘酒には『米麹』と『酒粕』の2種類あり、違いは3つあります!

 

①作り方

▽米麹の甘酒:蒸したお米に麹菌を繁殖させたものです。お酒・みりん・味噌などは米麹を発酵させて作ります。

▼酒粕の甘酒:米麹に酵母菌を加え発酵させて作ります。栄養価がとても高いといわれています。

 

②アルコール

▽米麹の甘酒:ノンアルコール

▼酒粕の甘酒:アルコール入り

 

③栄養成分の違い

▽米麹の甘酒:米麹の発酵により、ビタミン類を作ります。麹菌の発酵により、お米のでんぷんを変えて自然な甘みを作ります。

▼酒粕の甘酒:たんぱく質や食物繊維、ビタミン、ミネラルなどが含まれています。

 

これらを見ても、栄養素が豊富に含まれているため、身体に良さそうですよね!

 

先ほどから何度か出てくる『麹菌』に注目します!

麹菌は、麹菌が生み出す酵素の力によって、体内での消化や吸収が効率よくできるようになったり、腸内環境が良くなったりします。さらに、麹菌は豊富なビタミンやミネラルなどの栄養素をつくり、免疫力の向上や疲労回復にも関係しているといわれています!

 

身体にいいことづくしですが…甘酒はカロリーが高く、アルコールを含んでいるものがあるため、血糖値の高い方やに妊婦さんは十分注意が必要です!

これからの時期、風邪をひきやすくなりますが、ぜひ甘酒を飲んでみてはいかがでしょうか(^.^)/~~~

 

今回のレシピは、米麹甘酒を使った『里芋ドライカレー』をご紹介します!

《材料》(2人分)

・合挽き肉…200g

A塩…少々

・カレー粉…小さじ2

・里芋…2個

・玉ねぎ…1/2個

・しょうが…1片

・にんにく…1/2片

・オリーブオイル…小さじ2

・ローリエ…1枚

B米麹甘酒(無加糖)…1カップ

Bカットトマト缶…100g

Bコンソメ顆粒…小さじ1

・しょうゆ…小さじ1/2

 

《作り方》

下準備

合挽き肉にAを加えて揉みこみ、ひとかたまりにまとめておく。里芋は皮を剥き、2㎝角に切る。玉ねぎ・しょうが・にんにくはみじん切りにする。

①フライパンにオリーブオイル、しょうが、にんにく、ローリエを入れ、弱火で加熱する。香りが出たら、玉ねぎを加えて中火で炒める。玉ねぎがしんなりしてきたら、端に寄せて、合挽き肉の塊をハンバーグのようにして両表面焼く。

②挽き肉の表面に焼き色がついたら、ポロポロになるようにほぐして、玉ねぎと混ぜる。さらに里芋も加えて炒める。里芋に油がなじんだら、Bを加えて、水分を飛ばすように中火で10分程煮込む。しょうゆを加えて混ぜ、火を止めローリエを除く。

③器に盛ったら完成!

 

来月のブログもお楽しみに~~(^_^)/

調剤薬局栄養士
栄養士コラム, 栄養士のつぶやき

こんにちは!

9月の栄養士コラムを担当します、小立野あおば薬局 管理栄養士の畝です。

暑さもようやく一段落し、季節の移り変わりを感じる頃となりました。みなさん、体調の変化にはお気をつけ下さいね。

 

さて、先日スーパーに行った際、ある商品に目が止まりました。

「えごま油」と「アマニ油」が目立つ場所で大量陳列されていたんです。血圧や血中脂質の改善に効果があるといわれている“オメガ3”が豊富に含まれているため、近年注目されています。

ところで最近では色々な種類の食用油が販売されていますよね。一口に油といっても、色々な種類と働きがあるので、脂肪酸の種類と、多く含まれる食品について、簡単にまとめてみました。(油は、脂肪酸が組み合わさってできています。)

この4種類のうち、オメガ6オメガ3(の主成分のα-リノレン酸)は人の体内では作り出すことができないため、「必須脂肪酸」と呼ばれ、必ず食品から摂る必要があるんです!ただ、それぞれ正反対の作用を持っているため、バランス良く摂ることが大切です。

冒頭のお話に戻りますが、現代人の食生活ではオメガ6が過剰摂取気味と言われています。魚を食べる頻度も減り、不足しがちなオメガ3 を多く含むえごま油やアマニ油が注目されているんですね。

ただし、えごま油、アマニ油の加熱調理は厳禁です。みそ汁やサラダ、コーヒー、ヨーグルトなどにそのままかけて摂りましょう。目安量は小さじ1杯とされています。

また、とても酸化しやすいので、早めに使い切るようにしましょう!

ちなみに、「日本人の食事摂取基準(2020年版)」で定められているオメガ3(n-3系脂肪酸)の1日あたりの摂取量は、成人男性 2.0g~2.2g、成人女性 1.6g~2.0g となっています。

この量を摂るには焼いたサンマで約半尾、お刺身5切程度です。以外と手軽に摂れると思ったのは私だけでしょうか?

肉や乳製品からの動物性脂質ばかりに偏らないように、今が旬のサンマなど、ぜひ積極的に食卓に並べてみてくださいね!

最後に、サンマを使った変わり種のレシピをご紹介します。

さんまとかぼちゃのコロッケ

材料(8個分)

○かぼちゃ

○さんま

○玉ねぎ

○カレー粉

○塩コショウ

 

1/4 個

100g

1/3 個

お好み

少々

 

○小麦粉

○卵

○パン粉

○サラダ油

〇揚げ用油

 

適量

1個

適量

大さじ1

適量

★作り方
1)さんまを3等分に切り皿に乗せ、10mlの酒(分量外)を入れて1分電子レンジで加熱する。
2)さんまの身を軽くほぐし、軽く水気を切ったらフライパンでフレーク状になるまで炒める。
3)かぼちゃを小さく切って10分電子レンジで加熱し、フォークで潰す。玉ねぎはみじん切りにし、サラダ油をひいたフライパンで炒める。
4)2)と3)と塩コショウ(たっぷりめ)、カレー粉を混ぜて、成形する。
5)小麦粉→溶き卵→パン粉の順で付け、きつね色になるまで揚げて出来上がり♪

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の栄養士ブログもお楽しみに!

2022.07.06

お酢の力

調剤薬局栄養士
栄養士コラム

こんにちは!

7月の栄養士コラムを担当します、あおば薬局高岡店 栄養士 井ノ山友香です!😊

 

暑い日が続いていますね💦

みなさん体調は崩されていませんか??

 

暑い時すっきりした物が食べたくなったり、飲みたくなったりしませんか?

ここ数年、韓国発のお酢ドリンクが人気で私もよく飲んでいますが

口の中がスッキリして暑い夏にぴったりだと思います!

 

お酢は体に良いと有名ですね!

改めてお酢が体に与える効果をご紹介したいと思います😆

 

★内臓脂肪の減少

 お酢に含まれるアミノ酸が脂肪燃焼を助け内臓脂肪を減少させる効果があります。

 

★腸内環境を整える

 腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えることで便秘改善にもつながります。

 

★疲労回復

 身体が疲れている時は体内に乳酸が溜まっている状況です。お酢に含まれているクエン酸は体内の乳酸を分解します。

 

★血圧を下げる

 お酢の主成分である酢酸が血管を広げるアデノシンに働きかけ、血圧上昇を抑える効果があります。

 

毎日15ml(大さじ1)~30ml(大さじ2)程度の摂取で上記の効果があると実証されています。

(参照:ミツカン)

 

 

※お酢には血糖値の上昇を抑える効果がありますが、お酢ドリンクには血糖値を上昇させる原因となる「果汁」「砂糖」「果糖ブドウ糖液糖」などが入っているものが多いです。糖尿病の方、血糖値が高めの方はお酢ドリンクではなく、調味料としてお酢を使用する事をおすすめします。

 

最後に暑い夏にぴったりのシャーベットのレシピをご紹介します!

 

簡単!お手軽シャーベット

材料(2人分)

・果実酢      60ml

・水        140ml

・氷(冷やす用)  400g

・塩(冷やす用)  100g

 

作り方

1)果実酢と水をジップ付きポリ袋に入れる。

2)1)の袋よりひと回り大きいジップ付きポリ袋を用意して氷と塩を

  入れる。その中に1)を袋ごと入れる。

3)タオルで全体を巻いて10分ほど揉む。

4)シャーベット状に固まったら完成♪

 

果実酢ではなくジュースでも作ることができます!

揉むだけで作れる簡単シャーベットなのでお子様ともご一緒に😆

熱中症に気を付けて楽しい夏にしましょう☀

 

次回もお楽しみに~!!